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ポカリスウェット

ミーティングが終わると、悪寒がひどくなっていた。寝室の布団に倒れ込む。羽毛布団に包まれて体温があがっていくが、鳥肌が立って寒い。身体がバグっている。

でも明日はミーティングが8本入っている。明日までに体調が戻らなかったら皆にも迷惑がかかる。事前に報告してミーティングをリスケさせてもらう可能性がある旨を伝える。みんな心よくミーティングをリスケしていただいたので、slackの名前に休む旨を伝えて、寝ることにした。

その後も体温が38度まで上がり続ける。頭痛もし始めてきた。身体の体調が悪いと、メンタルもネガティブになってくる。「あぁしんどい、死ぬな」と思った。これは絶対コロナだと思って、抗原検査をやる。鼻の穴をぐりぐりして粘膜をとったが、結果陰性だった。

ポカリスウェットを飲む。風邪のときにポカリスウェットは100倍うまい。身体中に染み渡る。昔、風邪引いたときに、母が哺乳瓶みたいなのにポカリスウェットをいれてくれて風邪を引いたときに飲ませてくれたことを思い出した。あとはオレンジのゴムでできた氷枕にタオルを敷き、やんわりと冷たかった。今は冷えピタを貼る。

薬を飲んで寝る。数時間ごとに目が覚める。寝ようと思ってもなかなか寝付けない。寝たいのに寝れないのが苦しい。いつもは寝たくなくても、秒で寝てしまうのに。

次の日は一日中、ポカリスウェットとウィダーインゼリーでやり過ごす。よく考えたら会社のslackを全く見ない一日はここ数年無かったと思う。しっかり休みという休みを初めてとったかもしれない。

YouTubeも観る元気ないし、本も読む気が起こらない。当然、noteも書けないし、standfmもできない。毎日続けてたのになぁと、昔まではテンション下がってた。でも今は、またやり直したらいいじゃんと思えるようになった。

ポカリスウェットが100倍うまいのは前と変わらないが、確実に何か変わっている。