@aratakary

毎日、日記を創作しています。フィクションなのかもしれません。

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最近の記事

キオク

娘が庭を見て、ここでシャボン玉をしたと言った。娘が別の部屋でパパとママが喧嘩していて、YouTube観れないくらいうるさかったと言った。その時、お兄ちゃんは喧嘩を観ていたと。 その当時の娘は喋ることができなかった。でもきっとしっかりと観ていて、その時の様子を記憶に刻んでいたのだ。子どもは生存本能が備わっている。生存本能を危うくなったとき、なんとかして生きようとする。言葉で話せるようになって、パパに教えてくれた。 パパはその話を聞いたとき、仲良くなることよりも、喧嘩しないこ

    • スマホネックストラップじゃないスマホネックストラップ

      A SCENEのスマホネックストラップがめっちゃいい。正式名はデザインパラコードショルダーっていう名前だが、ようわからんからネックストラップと言う。 でもこれはスマホネックストラップじゃないからいい。スマホネックストラップって、一歩間違えたら子供のおつかい感、あるいは会社員の社員証感があってあんまり好きじゃない。どうしての機能を重視しすぎてしまうと、味気がなくなってしまう。 A SCENEのモノは、素材はポリエステル、綿でありながら、編み方を変えることで質感がでて美しい。

      • 合皮のリュック

        合皮についてどのようなイメージを持っているだろうか。 比較されるので、本革よりもどこかニセモノ感、安物感があるのではないだろうか。実際、彼はそう思い込んで、本革のリュックを探していた。 たまたま無印で革のリュックサックを見かけた。素材をみると、植物由来でつくっていて合皮である。 最初は、合皮かーと思った。でも試しに背負ってみると、めちゃくちゃ軽い。キャリーケースのバンドもついている。本革に比べるとニセモノ感があるかもしれないが、ナイロンに比べてレザー風の大人っぽさも感じ

        • 車選びは自己との対話

          車選びは自己との対話だ。 日本だけでもメーカーは14社あり、メーカーごとにたくさんの車種がある。さらに外車も加え、新車・中古車を考えれば、人間が全体を理解する容量を超えていく。一言でいうとパンクし、路頭に迷う。 ジムニーを見に行った。ゴードンミラーなどのリノベーションカーもみた。そこから旧車を観に行き、あえてテスラを見に行った。なるべくいろんな選択肢を知って、その中ならベストを選びたい。だって安くない買い物だもの。 車を選びながら、自己との対話していくと、自分の軸が見え

          げんこつハンバーグ

          東京が9℃で風が吹いて寒い頃、静岡は13℃で陽があたたかい。ゲストハウスで東京から移住した地域おこし協力隊の人と出会う。黒豆ルイボスティーをご馳走してもらいながら、静岡について聞く。 彼曰く、静岡は恵まれているという。平地で陽が暖かく、昔から東海道が走っていて黙っても人が移動してお金を落とす。 一方、その上の長野はアルプス山脈が走っていて、雪が積もる。人が山を越えるのにも苦労する。人が住むためには、寄り付けない厳しさもある。 静岡が地元で20代の若手が、長野に移り住んだ

          げんこつハンバーグ

          鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!のゲームソフト

          息子の8歳の誕生日に、「鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!」というswitchのゲームソフトと、ポケモンのぬいぐるみ2体(メガリザードンXとテラパゴス)、とびだせ!きゅーびっつ、ライオンの鉄琴を買う。娘にも、プリキュアのコスチュームとこむぎのぬいぐるみを買う。娘からはなんでも買ってくれるから、パパ好きとなんとも現金な発言をされた。 子供には欲しいものは我慢しなくて買えるんだって体験をさせてあげたい。我慢するって1ミリも良いことないって彼は感じている。自分が我慢すればいいやって発想

          鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!のゲームソフト

          足の豆

          ここ数日、街を歩く。三月の陽射しが心地よく、家の中にいてもたってもいられないと、身体が騒ぐ。足に豆ができている。身体は若くない。 歩いても、歩いても欲しいものが見つからない。モールにいっても、大型の電気屋にいっても別に感情は動かない。好きだった温泉にも行ってない。ただ目的地を見失ってしまった動物のように練り歩く。 それは何かが変わり始めているキッカケであると感じている。いつも楽しんでいたアンパンマンが、年齢が経つとちょっと幼稚くさく見えてくるような感じだろうか。 急に家

          姫鯛のカルパッチョ

          日曜の朝に目覚めたら、三崎のMP(ミサキプレッソ)に行きたいと、神のお告げかなにかがふっと降りてきた。 黄色い看板にMPって書いている。白髪のおじさん。古くて狭い店内だけどめちゃくちゃ美味しいフランス料理が出てくる。 BGMはかもめ合唱団の少女たちの唄。かわいい声、でも歌詞は悲しい。姫鯛のカルパッチョを頼む。人がそんなに入れないのに、なぜかお客さんが活気づいている。 姫鯛のカルパッチョを頼み、食べる。これだって思った。仕事で忙しくて、ここ2ヶ月は特にお昼ご飯をちゃんと食べ

          姫鯛のカルパッチョ

          ゴミをゴミ袋の中に入れる。

          ワンルームの動線を考える。 スマートロックで部屋の鍵を開ける。(in) 電気をつける。(in) 靴を脱ぐ。(out) スリッパに履き替える。(in) コートをかける。(out) 荷物をかける。(out) 荷物のゴミを捨てる。(out) エアコンをつける(in) →ここまでできると、部屋に入っても荷物が散らからない。動線が設計できていないと、コートとか鞄を床に置くことになり散らかる。 作業台で買ってきたものを開ける。 段ボールやらプラスチックなどのゴミが出る。 それもまた

          ゴミをゴミ袋の中に入れる。

          70度の白湯

          温度が調節できる電気ケトルを購入した。今自宅で使っているバルミューダの電気ケトルは温度が調整できない。いつもシュンシュンに沸かして、火傷しそうになっていた。 今度の電気ケトルは、適温まで調節できるし、保温もできる。試しに70度で沸かして、お湯だけで飲んでみる。 めちゃくちゃちょうどいい。お腹に染みる。熱湯の一口目をおそるおそる飲むことは実はストレスだったんだなとわかった。

          70度の白湯

          磯の片想い

          とある知り合いがメッセンジャーで声をかけてくれて、わざわざ山口から地元まで来てくれた。駅から外れた焼き鳥屋さんを予約する。そこで地元のクラフトビールを飲みながら話を聴く。 聴くと、悩みがあって、彼と話すことで解決できるものがあるのではないかと思って、来てくれた。話を聞くたびに解像度があがって、やるべきことが見えた。彼はコーチングの仕事してるので、少しコーチングの技術を紹介した。それだけで知り合いは自分で答えを導き出すことができる。 人は人と関係をむすぶとき、何かを投影する

          磯の片想い

          館内着でお昼寝

          駅から無料バスに乗ってスーパー銭湯にいく。バスに同乗していた人がバスを待つのは30分なら待てるが、60分はキツいと言っていた。駅から二つのバス停がある。一つは30分おきで、二つは60分おきだった。バス停で集客力が変わるのかもしれない。 バス停について、入浴料とオプションで岩盤浴セットを買う。岩盤浴セットは、館内着がついていて、ゆっくりできる休憩スペースもついている。お風呂に入って、岩盤浴セットに着替えて、休憩スペースにいく。 休憩スペースでは、みんなぐったりしている。スマ

          館内着でお昼寝

          足に擦り寄る猫

          実家で黒猫を飼っている。黒猫に甘エビの刺身を一切れやってから、少しずつ黒猫は鳴き声を出し足に頭を擦り寄せるようになった。 朝起きてリビングにいくと、彼しかいなかった。コタツにいた黒猫が私の足に擦り寄る。 黒猫は自分の意思で擦り寄っているわけではなく、無意識に身体に動かされてるのではないかと考えるようになった。 ネコの脳は小さいし、基本エネルギー省力化していてる。身体が勝手に動いていた方が、脳は楽チンなのである。

          足に擦り寄る猫

          アクセス悪いけどここがいい

          新大阪から一本でいけない。わざわざ梅田まで出て乗り換えるから、タクシーで一駅行かなければならない。アクセスが悪い部屋がある。 でも海外のアパートメントみたいな雰囲気で、とてもかっこいい。それは唯一無二の価値だ。デメリットを受けれいてでもここがいいと思った。 セールやお買い得で選んだ結果、あんまり要らなかった経験はないだろうか。コストパフォーマンスは罠であり、購買後の満足感を下げるのではないだろうか。 むしろちょっと高いけど欲しかったから買ったみたいな商品の方が満足度が高

          アクセス悪いけどここがいい

          人の恐怖を観察する

          人間は思っている以上に、恐怖を避けるように動いている。 例えばモノづくりに関わる人は、不良品による出荷停止が怖い。だからなるべく違和感があれば小まめに確認しながら物事を進める。 一方で物流の人は、納期に間に合わないことが怖い。だから指示通り動くことが大事で、コミュニケーションは簡素化するらしい。 彼は人事として、会社が停滞してしまう文化になることが怖い。だからそもそものあり方に目を向けるような対話を重んじる。 コンピテンシーとは、優れたパフォーマンスで成果を出す人の思

          人の恐怖を観察する

          彼はミスターインクレディブル

          ピクサーの映画で、ミスターインクレディブルという映画がある。観たことない方も、観たけど思い出せないという方もいるので共有する。 特殊な能力を持った人は、適応すれば人並み外れた活躍をするし、適応しなければ周りと合わなくて苦しむ話だ。これは現実の世界でもあるよなと思った。 彼はよく太陽に例えられる。熱エネルギーがあり、彼のそばにいると気持ちが熱くなる。でも近づきすぎると焦げてしまう。彼は周囲を観察しながら、距離をとって接する必要がある。 人間はパニックゾーンに行ってしまうと

          彼はミスターインクレディブル