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絵心が無い私の生物スケッチ、自分がわかれば良いのだ!

絵なんて描いたことないよ。
丸を描けば始点と終点噛み合わず。
直線引けばどう見ても直線にあらず。

でも仕事で生物を覚えるにはスケッチは不可欠。
ほぼ顕微鏡下でもくもくと海の生物を描く。

中でも大変なのは、エビちゃん。
脚多いからめちゃくちゃ時間がかかる。
最初に描いた時は午前中いっぱいかかってしまった。

二枚貝もフォルムがシンプルなだけに意外と難しい。
鉛筆でちょこちょこ、描いては消し、描いては消し。
でも、見た目どおり描けた時は我ながら惚れ惚れする。

上司いわく、
「上手に描く必要はありません。次に同じ生物が出た時に、あ、あれだなと自分で分かるように描けていればいいんです。」

なるほど~。
なんだか上司の言うことは、いちいちカッコいい。

生物分類技能検定[水圏生物部門]2級の試験にもスケッチがあった。
受験に際して5~10倍のルーペを持ってこいと書いてあったので、どんなに小さな生物のスケッチだろうと色々ルーペを探した結果、ドイツのこれにした。(これは旧モデル)

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LEDが付いていてけっこう高かったが、こんなものを持ち歩いている私って素敵じゃん、と思うことにして納得。
しかし実際試験で出されたものは、なんのことはない、完全に肉眼サイズの巻貝でした~。

タイトル画は、私が分析の修行中に描いた渾身の一枚。
いったいこれはなんという生物でしょう?
それは、私だけがわかればよいのだ、ふふっ。


DOVA-SYNDROMEに私のフリー音楽素材があるから、よかったら使ってね。

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