7/1に「劇場版 からかい上手の高木さん」観てきました
・はじめに
観た感想なのでネタバレしかございません。まだ観ていない方は先に観に行きましょう。
そして全て主観です。
誤字・脱字があるかもしれません。ご了承ください。
・虫送り
8年ぶりに映画観てきました。私が最後に観た映画は中2の時に行ったポケモンのディアンシー回が最後でした。
さて、本題に入って行きましょうか。
まずは全体的な感想として、中身がPVよりも少し暗めで驚きました。あのミナの「変わっちゃうのかな」に対してのユカリの「遅かれ早かれ変わっちゃうわよ」はそのシーンのセリフだったのか…って思っていました。というより、ほとんどPVの時に出たセリフと背景が一致してなくてびっくりしましたね。
浜口だけBAD ENDぽかったんですけど、きっと北条に誘われた買い物の時に報われましたよね？！あの3期のOPのワンシーンのように北条とくっつけましたよね？！この作品は西片と高木さんの2人の恋愛物語だからこそ本編で描かれなかっただけですよね？！だって真野と中井も深く描かれませんでしたし？！
さて、話を戻しましょうか。
真野から聞いた蛍を見たら恋が実るみたいな話を聞いて西片と見たい高木さんが誘いたいが、もどかしくて誘えない状態が高木さんらしく、初恋らしくて、ちゃんと「見守りたい初恋が、ここにある－。」というキャッチフレーズが描かれていて良かったな〜と。
虫送りをする時期にはもうほとんど見れず、結果2人は見れずに終わってしまいましたが、ひょっとしたら実は蛍を見れなかったのは2人の恋は既に実っているから蛍は現れなかったのかな〜って妄想しています。
・ハナとの出会い
2人が夏休みに会う口実を2人で考えている時にハナの鳴き声が聞こえ、「2人で里親を探そう！」となり、夏休み、里親が見つかるまで自分達が毎日ここに来て育てようとなり、楽しんでいる中、高木さんの家で飼えることになってお互い大喜びになるんですが、高木さんの家に飼えるようになった日、ハナの所に向かってもハナは居らず、別の家族の方の所に行っていました。
夏休みに会う口実を2人で考えるって良く考えたら面白いですね。このままハナが登場しなかったら「2人で夏休みに会う口実を考える」ことが会う口実になりそう。口実ってなんだっけ？
で、話を戻します。
「亡くなった飼い猫そっくり、生まれ変わってまた会いに来てくれた」みたいな感じで別の家族の家へ連れ帰られそうなったところで西片がその家族の所に話をしに行こうとする時に、高木さんが無言で止めたシーン、ウッてなりました。折角高木さんの家で飼える様になり、「西片が毎日私の家に来て一緒に世話をする」という会う口実ができたばっかりだったのにも関わらず…
その後、帰っている時のあの絶望感。ホントに半端なかったです。え？これホントにあの高木さんか？ってくらいホントにヤバかったです。（語彙力皆無）
そしてあの高木さんの号泣シーン、私も泣きかけました。最早親かってくらい大切に育てていて、自分達で育てたかったハナのことをあっちの家族になっても幸せになってほしいと願う高木さん、ホント健気。
そしてこの映画で1番の見所である、西片のあのセリフが出ましたね。
「あの子、きっと幸せだよね…」に対しての「高木さんだって幸せになる！幸せにする！」。
ウルっと来ました。ホントにあの時の西片はカッコよかったです。西片って普段、高木さんをからかおうと模索することに意識し過ぎていて変になることが多いだけで、ビシっと決める所はいつも決めれる男の子なんだなと改めて実感できました。
・夏祭り
そしてクライマックスの夏祭り。「去年みたいに逸れるなよw」とからかわれたり、普段の2人に戻っていて安心した太田。きっと3日くらいかけていつものからかう、からかわれるの関係に戻ったんでしょうね。だからこそ、2人は夏祭りを楽しめてたんでしょう。
そして木村がまた活躍しましたよね。カメラマンかよって思うくらいサマになってました。なんやかんやで1番、2人の関係を結ばせるのに貢献しているような気がします。アニメ2期の夏祭り回、3期のホワイトデー回。どちらも木村がいなければ2人の関係は近付かなかったでしょう。
2人だけの特等席を用意し、向かわせたのはホントに良い。私は男なのに木村には惚れましたね。カッコよさすぎて輝いてました。
去年は一緒に見れなかった花火、一緒に見れて良かったですね。
そして最後、高木さんの「私も西片のこと幸せにするよ」で締めてEDへ。
・ED
4週目のEDに切り替わる日ということで、敢えてEDがなんなのか知らない状態で行きました。
私の知らない曲だったのですが、これからの2人のことを考えるとホントにピッタリな曲だったなと。《君にしか言わない言葉を紡ぎ足していくから》という歌詞が、まるでこれからの2人の関係、元高木さんにも繋がっているな〜って思いました。
単純な好きじゃなくて、決める所でバシッと決めるカッコよさ、落ちていたハンカチ1つの為に遅れてまで職員室に届ける誠実さに惹かれて高木さんは西片のことを好きになったんでしょうね。
「反応が面白い」は好きに付随したものなのかなって思っています。
色々な絵が流れていて、あぁ…アニメ観てから行って良かったなって思いました。聞いた話によると曲と一緒に出てくるイラストも違ってたとか。
ED後、大人になり、ちーを連れ、虫送りに来ていた2人の姿を描かれており、最初はそこまで表情を描かれてませんでしたが、突如、「誰かに呼ばれた」と道から外れてどこかに向かうちーについて行く2人。その果てには中学3年の夏に見たかった蛍が2人を祝福するかの様に沢山いて、お互いが嬉しそうな表情が描かれていましたね。
その後、家に帰り、飼っている猫にはなんとハナに着けるつもりであった首輪が着けられており、驚きました。元高木さんの方ではいつ出るのかな？
・終わりに
私的にはまだまだ終わってほしくないな〜と思ってます。秋と冬が残っていますし、どうやって元高木さんに繋がるのか気になります。あと単純に調理実習回をアニメで観たいです（私欲）。
原作とアニメ、そして映画、どれもストーリー構造が上手く、1度見れば展開が気になって目が話せなくなる。そんな作品だと思っています。
からかい上手の元高木さんになるまでがどういったストーリーがあったのか気になりませんか？元高木さん182話では真っ直ぐゴールインしたみたいですし、高木さんのことを狙う人だっていたはずです。逆に西片を狙う人だって。それでも2人はずっと一緒にどう乗り越えたのか見たいな〜って思っています。ただ、それは作品が完結する頃になるだろうし、終わってほしくないから見たくはないんですよね…（なんやコイツ）
さて、それでは最後に。
アニメ3期を観てから観に行くと、より満足できると思います。ただ、1期と2期も観ることで、なんで高木さんが西片が好きなのか分かりますし、2人の距離がゼロセンチメートルになって行くのを観れます。
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