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育児について①(アドラー心理学)

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【育児の目標】
アドラー心理学では、育児や教育においてはっきりとした目標を掲げており、絶えずその目標を達成する方向で子どもを援助する事が大切です。

育児の行動面での目標として、
①自立する
②社会と調和して暮らせる

ということ。
そして、それを支える心理面の目標として、
①私には能力がある
②人々は私の仲間である

という目標を提示しています。

自立ししさ、社会と調和して暮らすには、それを支える、心理面が育っていないと適切な行動が出来ない。


①「私は能力がある」という信念について補足するならば、これは自分の人生の問題を自分の力で解決する事ができるという意味です。このような能力があると感じる事が自信を築く唯一の方法である、とアドラーはいってます。

育児の心理面のもうひとつの目標である、②「人々は私の仲間である」という場合の「仲間」という言葉もアドラー心理学における重要なキーワードの一つです。
人が成長過程において「仲間」に出会うことの重要性をアドラーは繰り返し述べています。

子どもたちにとって最初の「仲間」は母親ですが、母親はこの子どもとの関係をさらにまわりの全ての人へと広げさせなければなりません。自分とだけ関係を結ぶことに満足してはいけない、と考えるのです。


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