GB版パズルボーイ解決手順（2-2）
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問題
解決手順
一見してわかるのは、ゴール前の穴をどうやって埋めるかがポイントになるということ。７つの石をどこにどう配置するか、無数の選択肢がありそうに見えます。
使えない石を除外する
まずは穴埋めに使えない石を探して、選択肢から除外します。
定跡から、石５は持ってこれないことがわかります。
また、石２も下図のようになって穴まで運べないので、石２も除外して良いことがわかります。
また、石７を穴埋めに使うには下図のような経路で運ぶ必要があります。そしてそこからさらに下に運ぶには直上の穴を埋める必要があり、それに使えるのは石４だけです。言い換えると、石４と石７はどちらか一方しか使えないということです。
以上から、穴埋めにつかえるのは｛１、３、４、６｝または｛１、３、６、７｝の組み合わせだけということがわかりました。
黄色から赤の道を作る
いきなりゴールまでの道を考えるのは難しいので、まずは下図の黄色マスから赤色マスまでの道を作る事を考えます。
黄色マスから赤色マスまでの道を作るには、最低２つの石が必要です。そうすると、２つの石で使える組み合わせは｛１、３｝｛１、７｝｛３、６｝｛３、７｝｛６、７｝のいずれかとなります。また｛１、３｝と｛３、６｝、｛１、７｝と｛６、７｝はそれぞれ実質的に同じため、実際には｛３、６｝｛３、７｝｛６、７｝の３通りになります。石の配置まで含めると以下の１２通り。
ただこれらを全て検証するのは大変なので、更に絞り込みを行います。
例えば（１）について。石３をこの位置に置くには、一旦石６の上を移動させ、そこから下に動かさないといけません。けれどもそれには石３の上に入り込む必要があり、更に石を置かないといけない。そう考えると、この配置は他のものより実現が難しいことがわかります。そのためこういった配置は除外することにします。
これにより、検討すべき配置は以下の７通りまで絞られます。
黄色までの道を作る
それでは残りの石で黄色までの道を作っていきます。
残っているのは１、３、４の３つで、黄色マスから赤色マスまでの道作りに使う石を動かせるようにこれらの石を配置していきます。
ここで（８）に注目してみます。
この形に石７を配置するには、一旦石３の上に石７を持ってきて、それから左に押す必要がありそうです。それには以下の青色マスを埋めなければなりません。ですが使える石は１、６のみなので、青色マスを埋められない。つまり（８）の配置は難しいことがわかります。
以上を考慮し、検討対象となるのは（３）、（４）、（７）、（９）、（１０）、（１２）の６通りとなります。黄色マスから赤マスまでの石を配置する手順を考慮しつつ残りの石を配置していくと、以下のような配置になります。（石１と石６は位置が逆転する場合があります。）
余談ですが、（１２）では石６を使う必要がなくなります…
最終的な手順
最短手数を探す場合はあらゆる配置を考慮すべきなのですが、すでに除外した配置もあるので、ここではゴールできれば良いことにします。そのため（３）の動かし方だけ考えることにします。
