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変化についていけなくなったらそこで終わり。でもそれまで愛した気持ちはウソじゃないよホントだよ。

春になって 思い出す歌がある

あーやっぱりこのバンドは この時が良かったなぁ
って 嫌味じゃなくて ホントにそう思う時がある

今では日常的に聞かなくなってしまった曲もバンドも
この時は本当に すきって あいしてるって さいこうって
思ってたんだよ

新譜を聞いて 昔の方が良かったなぁ なんか違うなぁ
上から目線だけど 丸くなったなぁ トゲが抜けたなぁ
とか 思ってしまうことがある

そういう時
あるタイミングでついていけなくなってしまったんだなぁ
って気づく

どんなグループだって 変化があるのは 普通のことで
ただ自分がついていけなくなってしまっただけのことだった

そういうことを ふと思い出した時に 少しだけ悲しさを感じる
変わってしまったことを

でも それは本人たちが変わってしまったのか
それとも 自分の感覚が変わってしまったのか

本当はどっちなのだろう

たまに新曲を聞いた時、
あ これ すきかも
って思うことだってあるから

本人たちの 芯の部分は何も変わってなかったのか って気づく

でもやっぱり 自分の心に引っかからないことだってある

愛したい気持ちはあっても 愛せない時もある

わたしの気持ちも感覚も感想も 全部全部ホントのこと
すきだった のも すき なのも これだけ なのも

だから
周りに合わせて 好き って言わないで
自分がすきって思ったものに正直に すき って言うよ

あの頃が良かったって言ってもいいと思う
ほんとにそう思っているから
でもすきではなくなった時
嫌い は言いたくない

すきだった で いいんじゃないか
って 思うよ

でも またいつか あの時みたいに
気持ち悪い 唯一無二の 女々しい 曲もかいてよ
って 思ってもいいかな

あの頃は すきだったよ

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