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ホットクックをレンタルしてみた。【よかった点・悪かった点・その他所感】

気になっていたホットクックを2週間レンタルしました。
本日返却したので所感をまとめます。

結論としては・・・

買っちまいました。そういうことです。


1.よかった点

・蒸し調理、低温調理、無水調理が手軽にできる。そして死ぬほどうまい。

煮込み系やスープ系をホットクックに作らせたら最強レベル。
自分で丁寧に作ってたのなんだったん?というくらい正直ホットクックの方がレベル高い。
また、かき混ぜも自動でやってくれるので、味噌汁を作ったときに味噌を後入れみたいな手間もない。

蒸し料理・無水調理は食材本来の旨味がたっぷり引き出されていて、そのままでも十分美味しい。
ここに塩を少し振ったらそれだけで贅沢なご馳走に。


※ただし蒸し調理に使う付属の蒸し板は、食材によっては蒸し板から落ちてしまうので蒸し板の上に設置するザルは別途用意したほうがいいです。
この茹であげザルが2.4Lのホットクックにシンデレラフィットします。


低温調理は温度が35~65度は1度刻み、65~90度は5度刻みで設定可能。
加熱時間は16時間まで設定可能。

低温調理機で出来るようなことは一通り出来るはずです。
anovaとか持ってないので分かりませんが。

安いアメリカ産牛肉を低温調理後、フライパンで焼き目だけつけたのがこれ。めちゃくちゃ旨かった。

・火を気にしながら料理しなくていいのは想像以上に楽

今まで火の番をしていた時間を他のことに当てられる。
「火の番っていっても、そんな大した時間じゃないだろう」と使用する前は思っていたけど、ホットクックを使用すると今までどれだけ注意を払って気を使っていたかよくわかります。
無意識ってこわい。

調理中、目を離していても焦げたりする心配もなし。
読書したり仕事したり他の家事をしたり。
また、子育て世代の方々はお子様から目が離せないのでより助かると思います。
出来る1分前・10秒前、出来上がったら「チャララララン♪出来上がり!」とホットクックさんがアナウンスしてくれるので忘れる心配もなし。

・コンロが汚れない

大体のことはホットクックでできるので、コンロを使う機会がかなり減ります。
2週間のレンタル期間でコンロを使った回数は2,3回ほど。
オムレツはホットクックで作れないのでその時に使ったのと、あとホットクック稼働中だった時に急ぎで料理する必要があったのでその時はコンロ使いました。
コンロ使わないので、必然的にコンロが汚れません。
めんどくさいコンロ掃除から解放されます。

あとコンロを使わないので、真夏の台所暑い問題から解放される!


2.悪かった点

・出来上がり直後は真空状態になるためすぐに蓋が開かないことがある

レンタルした1台目はこの症状が何度も出た。
出来上がり後、しばらく置いて本体が冷めると蓋は開きました。
交換対応してもらった2台目は2週間のレンタル期間中に1度だけ発生したので個体差や劣化具合もありそう。

・デカイ、重い

私は2.4Lなので当たり前ではありますが。
実際自宅に設置すると想像以上にデカイです。
購入するにしてもレンタルするにしても、置き場所をしっかり想定しておかないと大変。

・蓋の可動域が広いので横だけでなく上も加味してある程度の置き場所を確保しないとキツイ

「デカイ、重い」と被りますが。
ホットクックの蓋を開けた時がこんな感じ。
全開時の長さを測ってみたら頂点から底までで約45cmありました。

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棚やラックの2段目とかには配置できても開閉ができない可能性大なので、設置場所は要注意です。
ワンルームの人とかは潔くコンロ上に設置したり、廊下床置きの人もいるらしい。
内鍋自体は独立して持ち運びできるので、設置場所に拘りがなければそこまで気にする点でもないかもしれない。

・付属のレシピは美味しくない

ホットクックの一番の醍醐味である低温調理、蒸し調理、無水調理を無視した味付け(素材の旨味を殺してる)になっている。
味の加減は自分で調整した方が良い。
私は自動メニューはゆで卵くらいしか使っていなくてあとは大体手動メニューばかり使ってます。

・ガッツリ炒め料理はフライパンには敵わない

炒めもメニューにあるので出来はするが、仕上がりは炒め煮っぽい感じになります。
焦げ目をつけたりするような料理はホットクックが苦手な分野なので、そういうのを作りたい場合はフライパンが必要。
これはホットクックで作った野菜のブレイズ。

3.その他所感

・1.6Lか2.4Lどっち購入するか問題

どちらも全体のサイズ感的にはほぼ変わらない。
赤が2.4Lサイズ、白が1.6Lサイズ。

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大人2人暮らしだと2.4Lをフルで使うことって早々ないですが、本体サイズがほぼ変わらないので個人的には2.4Lをオススメします。
よっぽど置き場所がシビアで1.6Lじゃないと置けないって人は1.6Lでいいと思う。
1人暮らし用の1Lサイズはすみません、わからないです。

・最新モデルを購入するべき?

自分がレンタルしたのは2017年モデルのKN-HW24Cです。

2019年の最新モデルは24Eですが、多少の機能は追加(煮詰め機能、火加減機能)されているものの24Cで足りないと思うことはなかったので型落ちの24Cを購入しました。
2017年モデルでもアプリ連携はありますし、不便することはないかと思います。
Amazonの相場で大体4.5万円ほどで購入できます。(2020年7月現在)

・本体はデカイけど、結果としてミニマル化につながるよ

今まで当たり前のように醤油・みりん・酒・砂糖で作っていたような煮物、出汁を入れるのが当たり前だと思っていた味噌汁。

ホットクックをレンタルしてからというものの、使用する調味料は塩・オリーブオイル・醤油・味噌だけに。

塩や醤油を後がけするだけで充分なほど食材本来の旨味が出て美味しくなったりすることに只々感動しました。

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ホットクックの蒸し機能で蒸しただけの大根。
蒸しているので程よい食感は残りつつ、大根の栄養が逃げ出さずに旨味たっぷり。
このまま味噌汁の具や温野菜のサラダに。

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ホットクックの低温調理で戻した後、ホットクックで蒸した豆。
今まで好きでも嫌いでもなかった豆が大好物に!
大豆の水煮缶などとは食感もホクホク具合も大違い。
豆嫌いな人にぜひ食べてほしい。
1回作り置きしておくとさくっとタンパク質を補給できるのでとても重宝します。

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いろんなきのこのマリネ。きのこはホットクックで蒸しました。
これも手軽に食物繊維を補給できてすぐ作れるので重宝してます。

今までは強い火加減かつ短い時間で調理しようとしていたから砂糖や出汁といったものが必要だったのか~~~!と気づかされました。

ホットクックは時短アイテムとして取り上げられがちだけど(もちろん家事の時短アイテムとしても優秀すぎるほど優秀)、
普段コンロでは調理が難しい蒸し・低温・無水をここまで気軽に叶えてくれてかつ美味しい料理が出来上がることが、個人的には一番感動した点です。

・家事時間を効率化したい
・時間を効率化したいけど、美味いものは食いたい
・余計な調味料や調理器具を家に置きたくない

この点に魅力を感じる人はホットクック買って損なしです。

ただ、いきなり使ったことないまま5万払うのは躊躇するよなーとも。
だからこそ自分はレンタルしてみることに。

ホットクックの設置場所や自分のライフスタイルに適応してるかなど、使ってみないと分からないことが色々判明するので、私はレンタルして良かったです。

わたしはここでレンタルしました。
レンタル料金は14泊15日で約5000円でした。

蓋が開かないトラブルの際も迅速に対応していただいてとてもよかったです。

(↑のURLからレンタルするとレンタル料金が表示価格から300円引きになります。アフィリエイターっぽい紹介!!!)


ホットクックはいいぞ。
みんなもホットクックで素敵な自炊ライフを送ろう!!


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