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漢字にすると強そう。平安時代の人みたい。
蝦夷延胡索-ケシ科

書いた時期が4〜5月だったので
7月だけど、春の花の話です。

寒いけど、春が来たって感じさせてくれる花。

北海道に来て、はじめての森散策で群生を見て、一番ときめいた花です。

花の色は、青・紫・水色・桃色・白となんとも鮮やか。
森に行かなくても河川敷などで群生が見れます。少し湿った所が好きな植物です。

エンゴサクは、漢方薬にも使われる生薬の一つ。使うのは、土の中の塊茎(かいけい)。

この塊茎部分、めちゃんこちっさい。
しかも、薬に使う時は、コルク層部分を取り除いて乾燥させるっていう手間。

一回、わたしも引っこ抜いて、塊部分割ったりしたけど、コルク層って…なに?でした。

お薬作る人、尊敬します。

働きは、『活血行気止痛』。血と気の流れが詰まって起こる痛みを改善する働きです。

例えば、冷たいモノをとり過ぎて胃が痛い、冷えによる月経痛とかです。
有名な漢方薬だと「安中散(あんちゅうさん)」に入っています。


花の部分を、おひたしにして食べるって事もあるそうですよ。
※生薬と同じ働きが得られるとは限りません。


ゆっくり訪れて、あっという間に去っていく北海道の春。

載せてる季節は夏ですが、
わたしの好きな春の花の紹介が続きます。

来年、見つけてくださいね。


*森散策の注意*
・春~夏の森は、ダニやブヨがいるので気をつけてくださいね。あとクマも。
・野草の中には、毒草もありますので、個人的には、食べることはオススメしません。
・貴重な植物も生息していますので、むやみやたらに採集しないようにしましょう。

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