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母乳育児に関して思うこと

現在5ヶ月ベビーのママです。

今回は、出産を経て母乳育児に関して

思うことを書き留めておこうと思います。

あくまで、私が個人的に感じたことですが、

こういう「なんか変?」って思うことって

結構大事なんじゃないかなと思っています。




産後、私は母乳の出が良い方で

完母で育てています。

ミルクで育てている方を否定するわけじゃないです。


※なんなら4ヶ月過ぎてからは

疲れる夕方には私もミルクを足しています。

粉ミルクも日本のものであれば基準もしっかりしていて

赤ちゃんに悪い影響があるわけではないようです。





産後3ヶ月くらいに参加した市主催のママ会。

初産で同じ月生まれのママが10組程度集まりました。

その中で完母だったのは、恐らく私1人・・・。

皆さん混合で育てていました。

そんなに完母の人って少ないの?!




私は妊娠中にWHOの母乳育児の指針など

他にも母乳育児の本を読んでいました。

どの本でも、本当に母乳が出にくい方も一部いるが

ほとんどの母親は問題なく母乳が十分出るものだとあります。


なので、皆さんがなぜ母乳が足りてない事に不安を感じて

毎回ミルクを足さなきゃいけないんだろう?と疑問に感じました。



絶対、これには粉ミルク業界の力が加わっているんだ!と、

ふわっと感じたわけです。




私の出産は、総合病院で母子同室推奨だったのですが、

妹の出産した病院は、母子別室で3時間おきの授乳でした。

しかも、毎回体重を計らされ、母乳が足りてなければ即ミルク。

なので妹は、退院後に母乳がたくさん出ているのも気づかず

心配でミルクを足し続けていたそうです。

母親に「それ、母乳足りてると思うよ?」って言われて

ようやく安心して、ミルク足すのをやめたそうです。


なんで産院は母乳育児が軌道にのるように、

母乳だけでも足りているんだ!という風に

促してあげないんだろう・・・?



母子同室の私は、入院中は1.5〜2時間おきには

授乳していたと思います。

乳首切れて泣きながらも母乳をあげてたので

それもあって、母乳育児が軌道に乗ったと思います。




そして、迎えた1ヶ月検診。

私はここで確信を覚えます。

身長体重測定、問診の後に栄養指導がありました。

栄養士さんは、なんと某粉ミルクメーカーの方。



幸い私は、母乳の出がよく赤ちゃんの成長も順調だったので

特に何も言われなかったのですが、

少しでも赤ちゃんの成長が足りないと

恐らくミルク(このメーカーの)を勧められるんだと思います。

病院の検診で勧められたら、

そのメーカーのミルクを買っちゃいますよね。



こうやって、メーカーは病院に入りこんで

毎日不安でしょうがないママ達を餌にしてるんだ…と思いました。



ちなみに私は、その方にこう言われました。

・母乳を欲しがっても3時間あけなきゃあげない方がいい

・母乳が出過ぎるのも乳腺炎になったり大変だから

 水やご飯は少なめにしろ



・・・え?何言ってるのこの人?

本当に栄養士なんだろうか?

右から左へ受け流しました。



ちなみに母も30年前に、病院で同じこと言われて

めっちゃ喉渇くのに水分を減らしたそうです。

母乳は減りませんでしたが。笑

健康に悪すぎる。




私の個人的な意見では、幼い頃の赤ちゃんは胃袋が小さいし

欲しがったときに、母乳を与えないと

きちんと成長しないと思っています。

同様に、母乳も十分な量が出るようになりません。



うちはよく寝る子だったので、

母乳外来の先生の助言のもと

昼間は2時間おきに起こして授乳していました。

その甲斐あって、大きくなったのだと思います。




それなのに、3時間待たなきゃ母乳をあげるな。

すると、成長が遅いから母乳が足りてない。

その分、ミルクを足せ。



なるほど、こうやって粉ミルクを売っていくのか

と感じざるを得ませんでした。

資本主義に赤ちゃんまでも喰われているのだと。



※あくまで、私が感じたままに書いています。




ちなみに、哺乳瓶の乳首に慣れてしまった赤ちゃんは

おっぱいよりも哺乳瓶の方が飲みやすいので

おっぱい拒否をするようになったりするそうです。


これは、本でも読んだし、

実際にこういうママさんに会ったこともあります。

(ご本人は、全く気づいてませんでしたが)



そしたら、どんどんミルク売れるんだろな〜と思いました。



ちなみに私は、母乳外来の先生から、

今は製造中止になってしまった

NUK社の哺乳瓶用乳首を購入しました。

(先生が発売中止前に買い込んでおいたらしい)



うちの母の世代の時は、NUK社が主流だったようです。

こちらの乳首は、母乳育児を邪魔しない設計になっていて

吸うのがかなり大変そうです。


息子の様子を見ていても、

おっぱいと同じくらいの時間をかけてミルクを飲んでいます。

他の乳首であげた時は、一瞬で飲み終わってました。

こりゃ飲みやすい哺乳瓶で飲みたくなるだろうな、親も子も。




なぜ、発売中止なってしまったか?

それはミルクをあげるのが大変(時間がかかる)だから

売れなくなってしまったそうなのです。(先生曰く)

他メーカーの圧力とか色々あったのだとは思いますが

残念な事ですね・・・。


確かにNUK社の乳首を使っていると、

こんなに飲むの大変そうでかわいそう。

と思うこともありました。



こうやって、資本主義の力が

生活の色んなところに蔓延っていて、

正しい事ではなく、

誰かが得することが正しくされる世の中なのですね。



以上、母乳育児に関して思うことでした。


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