マガジンのカバー画像

じぶんなりのブッダ

13
ブッダのことばをじぶんなりに受け止めてみます。
運営しているクリエイター

#生き方

目の前には二つの道がある。 一方は利益を得られる道。もう一方は安らぎへの道。

ブッダのことば 『愚かな人』 眠れない人にとって夜は長く、疲れた人にとって道のりは遠い。 同じように、善い生き方を知らない人にとって生死の道は長く遠い。 社会に出て、もしも自分より優れた人や同等な人に出会うことがなければ、もうきっぱりと自分なりの道を進むべき。下手に人に合わせようとすることはない。 私には子供がいる、私には財産がある、といって愚かな人は悩む。 この自分自身でさえ、自分のものでないというのに、どうして子供が自分のものだなんて言える、ましてやどうしてそれらが

心が傷つけば直し、ざわつけば律し、そうやってより強く強く

ブッダのことば 『心の扱い』 心は動揺し、ざわつき、すぐに傷付き、すぐに乱れる。 賢い人は、これを直しまっすぐに保とうとする。 弓矢職人が矢柄をまっすぐに保つように。 心は捉えられるものではなく、ざわつき欲しいままに動く。この心を律しようというのは善いことである。心を律していられると、苦しむこともなく、安らかでいられる。 心は見えるものではなく、繊細で欲しいままに動く。賢い人はこの心を護る。心が護られていれば、苦しむこともなく、安らかでいられる。 この身体は水瓶のよう