一を聞いて十を知る必要はない
こんにちは、GW心地よく過ごせていますか?
出だしからおやつ休憩に逃げたはれれです。
書くテーマも内容も決まっているのに
うまく書けずに書いたり消したりを繰り返しています。
noteを見てると毎日投稿を続けている方もいてすごいなと尊敬しています。
いや、書くって本当に難しいですね!
一を聞いて十を知る
皆さんはこのことわざを聞いたことがありますか?
10までいかなくても、1を聞いて3,4くらい把握できると優秀な人って感じがします。
若手の頃、理解力を伸ばして自分の武器にしようと考えていました。当時から言語化が苦手な自覚がある一方、なぜか理解力はある気がしていたんですよね。
(苦手を克服するよりも得意を伸ばすぞ! という建前で「言語化」という壁から逃げました)
でもこれが上手くいきません…
物事の一端を聞いただけで、その全体を理解できるってことは
全体をすでに知っている必要があります。
その分野のスペシャリストなら全体を把握している可能性もありますが、
若手でそんなことは無いです。
そもそも上司も全容を把握して作業を振っている訳では無いのです。
当時は可能な限り自分の力で調べて成果を出さなくてはと意気込んだ結果
認識がズレていたり、指示されていないことまで作業をしてしまい
時間を無駄にしてしまったこともありました。
十を知るために質問をする
大事なのは一を聞いて、一を正しく理解し、十を正しく理解するための不明点を整理・質問できることなのだと、最近は考えています。
年次が上がるにつれ、粒度の粗い業務をする機会が少しづつ増えてきました。例えば、「機械学習で使用しているプラットフォームを別のものに移行したい。できそうなことは確認済み。」こんな感じの要望があったとします。
プロジェクト管理ツール上で上記のようなチケットが作成されており、
何となくできそうなことを確認した形跡が残された資料を参考に作業を進めます。
ただこの作業には、プラットフォームの移行以外にいくつかのステップが含まれます。ここを洗い出してどのような完成系を目指すのかの認識合わせをしていく必要があります。以下はざっとの例です。
作業期限の確認
対象範囲の確認
過去データの取り扱い
切り替えタイミングの相談
「機械学習で使用しているプラットフォームを別のものに移行したい。」という一を聞いて、移行完了させるための全体像を把握するための不明点を洗い出し、確認していきます。
この作業が大事です。そしてスピード感も大事です。
もちろん、一を聞いて十を知ることができるのはとても魅力的ですよね。
今回言いたかったことは、
仕事にしろ友達付き合いにしろ、人とコミュニケーションを取っていく中で理解力はとても重要な力ではありますが、「不明点を言語化し質問することで代用することができる」ということでした。
私は、作業規模が大きかったり、一の情報がもっとイメージし辛いものだと「何が理解できて何が不明なのか」を整理するのがうまくできません。今後の課題です。
よし、とりあえず3投稿目!
どのくらいの道のりになるかわかりませんが、言語化への第一歩です。
ではまた!
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