正しい子育ては存在するのか?
『子どもが心配』養老孟子 PHP新書 より
簡単に本の紹介をします。
養老孟子さんが日常子どもと接している4人の識者との対談を収めた本です。そのなかで、高橋孝雄氏(小児科医)との対談で印象深かったのが「正しい育児法」というキーワードです。
「正しい育児法」があるかというと、あるか疑問だそうです。
そうりゃそうだわな~ と、私は納得。
でも、それに続く、「正しい」と思われる育児を追いかけることは「負け続ける育児」になるというお話です。
いま、情報は簡単にネットで検索できます。
検索すると目的と類似のページも出てきます。
つい、見ちゃいませんか?
そして、自分が求める「正しい」と思わることより、ちょっとだけ「より正しい」情報を追い続けちゃう。
これ、しんどいです。
本では、鬼ごっこに例えられていました。
追っかけても、追っかけても追いつかない。
理想を追い求めるのも悪いこととは思いません。
でも、ネットの情報を追いかけるより、目の前の子どもを追いかけた方が幸せだと思いました。
子どもの成長、あっという間です。
ネットを見るより、目の前の子どもを見たいですね。
『子どもが心配』
他の識者とのお話も面白かったです。
ぜひ、たくさんのお父さん・お母さんに読んでほしい1冊です。
最後まで、お付き合いありがとうございました。
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