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不妊治療、結局なにが一番痛いのか。

「痛い」「しんどい」と評判の高い不妊治療の数々。

痛み耐性ゼロの私も新たな検査やステップを踏むたびに、直前まで妊活先輩がたの体験談を検索して「どれくらい痛いんだろう(泣)」と怯えていました。

これまで受けた治療や処置において、私の体が悲鳴をあげた順に記録しておきます。
なお、少しでもわかりやすくと思って、不妊治療に関係ない痛覚体験値も比較対象に織り交ぜていきます。
※不妊治療項目は太字にしています。

1st.   インフルエンザA型にかかった時
2nd.    すんごい重い生理痛
3rd.   ラミナリアの挿入(子宮内膜ポリープ切除手術の前処置)
4th.   インフルエンザ予防接種(私は痛みを結構感じるタイプです)
5th.   タイミング法~人工授精:排卵日直前のお尻への注射(HCG)
6th.   親知らずを口腔外科で抜歯する前の局所麻酔
7th.   体外受精:採卵後から翌日にかけての下腹部痛、怠さ(軽度OHSS)
8th.   体外受精:採卵周期の下腹部自己注射(フェリング)
9th.   いつもの生理痛
10th. いつもの片頭痛
11th. 子宮鏡検査(痛みというより、前処置の器具の違和感)
12th. 眉毛抜くのを失敗した時(毛根が白いやつ)
13th. 卵管造影検査
14th. 血液検査の採血
15th. 採卵周期の下腹部注射(ガニレスト、オビドレル)
16th. 体外受精:移植
17th.    人工授精:移植
18th.    経膣エコー
19th.    脊髄麻酔(子宮内膜ポリープ切除手術)

感覚的には、「11th. 子宮鏡検査」以下は痛みも辛さもどうってことありませんでした。
ラミナリア挿入、HCG注射、フェリング注射、採卵後のOHSSはそれなりの痛みや辛さは伴いました。乗り越えられないレベルではありません。また、ラミナリア挿入とHCG注射は「その瞬間」で済むのに対して、フェリング注射とOHSSは痛みそのものよりも継続性が精神的にこたえるという部分もあります。フェリングは約10日間、朝晩繰り返して打たなければならないし、OHSSも今回の私の場合は2~3日間続きました。

あと話がそれますが、1st. のインフルエンザにかかったのは2020年のお正月でしたが・・・結構本気でヤバかったです。全身がどこもかしこも痛くて苦しくて、必死に楽な姿勢を探してのたうちまわっても全く楽にならず、夜通しうなされて眠れませんでした。翌朝いちばんで救急外来に行ったけど、待合室でも正常な姿勢を保てず意識混濁。(そして救急外来ってあんなに混んでいるんですね。1時間待たされて死ぬかと思いました。。。)心底「二度とかかりたくない」と思いました。あれは無理だ。もう無理。

以上、個人差があると思うのであくまでも「私の場合は」という前置きをしつこく書かせていただきますが、これから不妊治療のステップを踏んでいく人のイメージ作りのひとつに役立ててもらえればと思っています。

ちなみにラミナリア挿入は、分娩の時?帝王切開の時?にもあるようです。

なんだかんだ、最も体が悲鳴をあげるのは、私も未経験の「出産」ということなんでしょうね。


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