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SAPIX「α落ち」して分かったこと②

前回の続きです。α落ちした息子は大泣き、親の伴走が減らざるをえない中で、勉強量が落ちていたことや、周囲の子の勉強のスイッチが入ってきたことなど理由は考えられます。

今回は「アルファベットクラス」で知った意外⁉︎な真実です。

丁寧な宿題チェックにびっくり!

SAPIXの上位クラスが「αクラス」に対して、それ以外のクラスは「アルファベットクラス」と呼ばれるアルファベットでクラス名が呼ばれます。

アルファベットは降順で成績上位から振られます。息子がαから落ちたのはJクラスというアルファベットクラスの上から2番目でした。

SAPIXは授業の質が変わらないといえども、「αが最高品質でしょ」と、心のどこかで思っていたのですが、何度か息子のノートを見るうちに「あれあれ?」と予想が良い意味で裏切られていきます。

とにかく丁寧に子どもに向き合っている感じです。

まず「宿題なんてやって当たり前。時間を持て余しているから、他塾を併用」というαと違って、とにかくアルファベットクラスでは宿題をやっていることをまずは褒めてくれます。

(先生にもよりますが)宿題のチェックも丸つけの内容まで再度チェックが入り、「本当にこの直し方でいいの?」という赤入れがノートに入ったり「この問題も、もう一回やって欲しいな」など、とにかく丁寧に丸つけした回答を見てくれていることは感動に近かったです。

理社の負担が圧倒的に減る

そしてαクラスでは負担が絶大に大きかった理科社会の宿題へのハードルが一気に下がりました。

理科社会はテストの配点も国算に比べると低いので、それよりもまずは国算にかける時間を宿題ではしっかり取ってねというサインかもしれません。

とりあえず宿題をやっておけばOKという感じです。個人的には、「白地図への名産品の書き込み」という自由研究並みの宿題がなくなってホッとしました。(このお陰でようやくピアノとバイオリンの練習時間を確保することが出来ました)

おそらくαクラスは「勉強が好き」「学習処理が異常に早い」お子さんが多いのかもしれません。そういった子たちの知的好奇心の高さに見合った宿題を出すのかなとも思いました。

αとアルファベットクラスの差は?

ちなみにαでは授業の初めにテキストには出ていない難問を解くといった「お楽しみ」もあるそうです。

アルファベットクラスではそういうことはないと言っていたので、テキストに忠実な授業をするのかな?と思っています。

αが天才集団を飽きさせない指導だとしたら、アルファベットクラスの上位は堅実な努力家にしっかりと向き合うといった指導のように感じました。

ただこれも教室によって全然違うようなので、教室ごとの個性、スタンスなのかもしれません。息子の場合、堅実なアルファベットクラスの授業で、心の余裕も出来たようです。

現在はα3と、アルファベットの間を行ったり来たりしている息子ですが、α定着にはあと一歩というところでしょうか。

冬休みは?

SAPIXの冬季講習は非常にエグいです。4年生でもほぼほぼ大晦日と元旦三が日しか休みがないのです。

ただ冬季講習を休んで旅行に行く家庭も少なくはないようで。(うちもその1人です)お陰で帰国してからは元旦から冬季講習の課題をやる羽目になりましたが、、、

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