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知識には値段がつけやすく、感情には値段がつけづらい

この間 #cakesnotefes の打ち上げに
参加した人から

「はあちゅうさんは、値札のない場所に
どんどん値札をつけていって、
クリエイターの道を切り開いているから尊敬する」
と言ってもらえた。

私自身、そこに関して
圧倒的成功とは言えないまでも、
そういう戦い方を選んでいるつもりなので、

ちゃんと見て、評価してくれている人が
いることが嬉しい。

「値札のつかないものに値札をつける」
これが私のここ数年のチャレンジだ。

たとえばnoteで言うと、
最近流行りのフォロワー数を増やしたり、
バズらせるための記事は、
比較的、値札がつけやすいと思う。

読んだ後に残るものが、
「知識」なので、
知識には値段がつけやすい。

だけど、小説やエッセイを読んで
残るのは知識ではなく、感情だ。

感情というのは、ツボが
人によって違うから、
値段がとてもつけづらい。

ある人にとって、村上春樹さんの本は
価値があっても、ある人にとっては
そうではない。

村上春樹さんの小説を読むより
林真理子さんのエッセイを読みたいと
思う人だっている。

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