相乗効果で良くなろう 〜キャリコンの活かし方〜【キャリコンサロン編集部】
MLB大谷翔平選手。投手と打者の二刀流の相乗効果でインパクトを残し、見事にMVPを受賞しました。同じように私の二刀流も相乗効果を出せているのか考えてみました。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。国家資格キャリアコンサルタントとIT企業マネージャーとの二刀流で活動しています。
キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加させていただいております。私は水曜日担当です。
今週のお題は「キャリコンの活かし方」です。
繰り返しになりますが、私はキャリアコンサルタントとIT企業マネージャーとの二刀流を目指しています。
今回はこの二刀流が相乗効果を出せているのか振り返り、キャリコンの活かし方を考えてみようと思います。
◆相乗効果を出すためには？
そもそも複数の事柄で相乗効果を出すためには何が必要なんでしょうか？
私が一生支えていくと決めているB’zも「SUPER LOVE SONG」という歌でこう言ってます。
「相乗効果で良くなろう」
「同じベクトルを持ったボクら無敵」
そう、「同じベクトル」が大事なんです！
※ベクトルとは？
向きと大きさを持つ量のことです。有向線分で表され、その矢印がベクトルの向きを意味し、長さがベクトルの大きさを意味しています。
今回はベクトルを以下のように考えることが出来ると思います。
ベクトルの向き → 目標や価値観
ベクトルの長さ
→ 目標・価値観を達成するためのパワー
２つの事柄のベクトルの向きを合わせる。
互いに補完できるものを活用し、ベクトルの長さを最大化させる。
そうすると相乗効果が出せるのではないでしょうか。
◆自分のベクトルを考えてみる
私のベクトルを考えてみましょう。
キャリコンの勉強をし始めた時、それぞれのベクトルはおそらくこんな感じだったと思います。
マネージャーは業績向上を重視せざるを得ないが、そのことに疑問を持っていた。キャリコンはプラス方向ではあるもののまだまだ弱っちい。
しばらくしてキャリコンの勉強が進み、キャリア形成の大切さを理解していきます。
そうするとマネージャーとしての姿勢も少しずつ変わっていきます。
これまでになく積極的に社員の希望に合わせてローテーションや異動を行うようになりました。（周囲の反論・不満もありましたが…）
業績重視からキャリア重視への転換です。
お！ベクトルが動いた！
またキャリコンの勉強が進み、傾聴スキルが身についていくと部下との面談や打ち合わせにも変化が起こります。
「話してスッキリしました」
「あんなにお話をされる方とは思いませんでした」
みたいな感想をチラホラもらうようになりました。
当初はキャリコンとマネージャーは別物だと考えていましたが、「結構マネージャー業でも使えるじゃん」と思うようになりました。
二刀流という考えが芽生えてきたのもこの辺りです。
お、お！またベクトルが動いた！
そしてキャリコンの資格を取得して半年以上が経過すると、
「部下も含む色んな方のキャリア形成を支援し、社会に貢献したい」
「ITマネージャーとキャリコンでの経験を互いに活かして、それぞれのパフォーマンスをもっと向上させたい」
と、二刀流でしっかり活動したいと強く思うようになりました。
お、お、お！ ２つのベクトルが一致してきた！
◆相乗効果の出現度合いは？
２つのベクトルが一致してきたので、相乗効果も少しずつ出てきていると思います。
例えば、先にも述べた傾聴スキル。
仕事の面談で効果がでているし、仕事の面談が練習となり、キャリコン面談にも活かされています。
例えば、毎週書いているnote記事。
アウトプット速度が上がり、仕事の資料作りにも効果が出ているし、仕事で養った文章作成力がnote記事にも活かせています。
また、ITスキルは今後の日本人のキャリア形成には必須になってくるでしょうから、私のITスキルもキャリコン活動にも活かせるでしょう。
課題は現在の職場がキャリコン活動するには制限が多いところかな。
少しずつクリアしていきたいと思います。
このようにキャリアコンサルタントの資格を取得したことで自分のキャリアにも変化が起こっています。
人の支援をするだけではなく、自分のキャリアに変化を起こすことにもキャリコンは活かせるのです！
B'z の歌の続きの歌詞にもある「状況変化に戸惑わん」キャリアを目指して引き続き自己研鑽していきます。
ではまた！
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