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【シャニマス】浅倉透の序章にして最高傑作。【アイマス】

お久しぶりです。ハセガワです。
前回のシャニマスの記事から4週間ほど経ちましたが、初めての記事であるにも関わらず、沢山のスキを頂けて非常に嬉しかったです。ありがとうございます。というか4週間も空いてしまって申し訳ない。
まだ読んでない方、良ければ是非読んでみてください。


というわけで本題に。

シャニマスの中でも(多分)有名な浅倉透
なんなら、「シャニマスは良く知らないけど、浅倉透は何となく知ってる」という人もいるんじゃなかろうか。

しかし、シャニマスのプレイスタイルは人それぞれ。推しのコミュしか追ってない人、育成シナリオは読まない人、忘れてしまった人、シャニマスを知らない人、色んな人がいると思う。
今回は、浅倉透の序章にして最高傑作(個人の感想)である『W.I.N.G.』編を紹介していく。紹介というよりネタバレ垂れ流しみたいな感じになったが。

透に初めて出会う臨場感を感じさせるべく、プロフィールは割愛。
決してめんどくさいとかではない。


注意

上でも言った通りネタバレ垂れ流し記事になっております。
浅倉透の『W.I.N.G.』編はホントに素晴らしいので、徐々に透に興味が湧いてきちゃった人は、一度自分でプレイしてみることをオススメします。
この記事は、「プロデュースは時間かかる!」「難しい!」「多分透は担当しない」という方にオススメです。


出会い

バスに乗り損ねてしまったプロデューサー。呆然としているところ、女子高生に「駅までなら、バスを待つより歩いた方が早い」と声をかけられる。

圧倒的なビジュアルに見とれたプロデューサーはスイッチが入ってしまい、ちょっとキモめのスカウトを始めてしまう。

しかし、アイドルに興味もなければ、急にグイグイくる怪しい男に引き気味の少女。その場を立ち去ろうとしてしまう。

しつこくスカウトを続けるのかと思いきや、本来バスを待っていたはずの女子高生に「自分の方が立ち去るので、バスを待ってて」と伝えるプロデューサー。その時、彼女は何かを思い出す。

一体彼女は何を思い出したのか。気が変わった彼女は名刺だけ受け取り、その場を後にした。

場面は変わって翌日。彼女は事務所に現れた。

彼女の名前は浅倉透
一体何が彼女の気を変えたのか。彼女があの日思い出したことは何だったのか。度々思い浮かべるジャングルジムは何なのか。

こうしてどこか不思議な彼女との物語が始まる。


ジャングルジムと人生

このシナリオでは度々ジャングルジムのカットが入るのだが、これは透のたまに見る夢が起因している。

終わりの見えないジャングルジムの夢から覚めた透。
今日から正式なアイドル活動が始まる。

撮影現場の見学に来た透とプロデューサー。沢山の人に顔を覚えてもらうため、プロデューサーに続いて挨拶をするはずが…

ことごとく先制挨拶パンチを決められてしまう。
普段とは違う関係者達の様子に戸惑うプロデューサー。

透は面が良すぎるので、恐らく売れっ子モデルかなにかと思われたのかもしれない。いずれにしても、向こうから声を掛けてくれるのは良いことだと切り替えた。

炎上しそうなことを言う浅倉透(17)

夢に出てきたジャングルジムと同じ感想を漏らす透。
彼女にとって自身の人生は、終わりの見えないジャングルジムのような退屈なものなのかもしれない。


すれ違ってしまう透とプロデューサー

オーディションを受ける透。

他2人がアイドルっぽい口上を言っていくなか、透はクソ適当なキャッチフレーズを披露してしまう。
まあ、課題資料に書いてなかった事らしいので、仕方が無いのかもしれないが。
帰り道で反省会をしている時、透はプロデューサーがこの辺りの地理に詳しいことに気づいた。

ジャングルジムにのぼったことと、男の子に声をかけられたことを聞いた透。明らかに何か感じた様子だったが、結局プロデューサーが話を戻してしまい、それ以上の事は分からなかった。

後日、オーディションの結果が届いた。やはりあの適当なキャッチフレーズが災いしてか、不合格だった。

私は右を選びました。

選択肢によってセリフが全然違うので、ぜひ他の選択肢も試してみてほしい。

283プロには、応募して入ってくる子もいる。そんな中、透はプロデューサーが直接スカウトした。アイドルとしての自分を表現することに積極的ではない透を見て、無理にスカウトしてしまったのではないかと不安を感じていた。

しかし、その気遣いが透を傷つけてしまう。「ショックに浸ってくる」と言い残し、出て行ってしまった。

この時点だと透とプロデューサーは挨拶とオーディションくらいしかしてない。出会ってまだ間もないのだ。
だから、こんな風にすれ違ってしまうのは全然おかしいことではない。
それなのに、透のこの傷つき様である。

一見何も考えてなさそうに見える透だが、明らかにプロデューサーに対して、何か大きな期待のようなものを寄せているように感じられる。
プロデューサーの話していたジャングルジムと男の子の話は関係しているのだろうか。


日誌

ジャングルジム速報。

どうやら一緒にのぼってくれる人がいるらしい。
これは幼い頃の記憶なのか。それともただの夢か。

昨日はすれ違いにより透を傷つけてしまったプロデューサー。より彼女の事を理解するため、日誌をつけてもらうことにする。

みんなも学生の頃『日直日誌』をつけたりしたんじゃないだろうか。
1クラス30人だとすると、1月ちょっとで自分の番になるやつ。自分の日記に先生のコメントがつくんだけど、それを目にするのって次の自分の番だよね(なんなら忘れてる)。

そんな日誌のやり取りを透は毎日することに。

しかし、この日誌のやり取りがしんどかったのか、何か思う事があったのか、透は姿を消してしまう。


夜まで探し回った結果、無事透は見つかった。

アイドルをやりたくないのではないかと誤解されたことと、毎日の日誌。この2つが、どれだけ自分という人間が理解されていないのかを思い知らせてしまったのかもしれない。
だが、出会って数日で気持ちが通じるというのは、少し変ではないだろうか。さっきも言ったが、透がプロデューサーに寄せてる期待のようなものが大きすぎるような、そんな感じがする。

しかし、この発言が、私たちの抱いていた違和感を拭う。
透はプロデューサーのことを明らかに知っているのだ。
プロデューサーからスカウトされた時、ジャングルジムと男の子の話を聞いた時、透は明らかに何かに気づいていた。2人は昔出会っていたのだろうか。
しかし、鈍感プロデューサーは透の質問の意図が分からず。結局2人は事務所へ帰るのだった。まあ透が無事で良かった。


再びのぼりはじめる二人

結局日誌でのやり取りをする二人。余談だが、日誌は他のコミュでも当たり前のように続いてる。

日誌曰く、休日は借りていたDVD(多分アイドル関係)を見るとのこと。

のはずが、プロデューサーが外から帰ってくると、事務所には透の姿が。
透は休日であるにも関わらず、DVDの感想を伝えにきてくれたのだ。

改めてジャングルジムと男の子の話をするプロデューサー。
『夢でもよくのぼってて、てっぺんに着く前に目が覚める』ってもうどう考えても透である。

おそらく、この男の子(女の子)にとっても青年(プロデューサー)とてっぺんまでのぼったことは印象に残っていて、一緒にのぼってくれる誰かが夢にも出てくるようになった。ということだろう。

透の人生に影響を与えすぎだろこの男。

プロデューサーが一緒にのぼってくれる存在であると再認識した透。
ここが、どことなくすれ違い続けてきた2人のスタート地点なのかもしれない。

ちなみに、休日に当たり前のように出勤しているプロデューサーというホラー要素を見逃してはいけない。


オーディション前後や、準決・決勝前後のコミュは結構あっさりしているので割愛。
とはいえ、そこでの透とプロデューサーの掛け合いが非常に良いので、是非ゲームをプレイして確認して欲しい。


真相

なんやかんやで『W.I.N.G.』優勝するも、またまた透が姿を消してしまう。

プロデューサーが必死に姿を探す中、透は幼少期の出来事に思いを馳せていた。

少女は頑なに公園で遊ぼうとしない。
そんな様子を見かねて、学生は先にジャングルジムへ向かう。

透をスカウトする時にも言っていた『俺が、行くからさ!』という言葉。

透の幼少の回想
透をスカウトした時

もう運命じゃん。

プロデューサーは透を公園で見つけ、改めて『W.I.N.G.』優勝を祝った。
ここで、透が昔出会っていたことを打ち明ける。

しかし、プロデューサーに心当たりはなかった。

あくまでプロデューサー自身に思い出してもらいたい透。

こうして透の『W.I.N.G.』編は幕引きとなる。


感想

こういったアイドル育成ゲームにおいて、『実は昔会ってました』とか、『幼馴染』みたいな設定は、禁忌というか必殺技みたいなところがある。
が、ここまでのクオリティのものを見せられたら何も言えない。最高だ。

このシナリオのポイントは、
透にとってのプロデューサーは、人生に2度も大きな影響を与えた運命の人であり、
一方でプロデューサーにとっての透は、大切な1人のアイドルでしかないことだ。
この想いの差が透とプロデューサーを度々すれ違わせてしまう。

しかも、プロデューサーの方では男の子とジャングルジムをのぼった記憶として処理されちゃってるから、実は透だったと気づくことがなさそうなのが切ない。
でも気づくのは野暮だよなあ。このまま終わってるのが芸術点高い。

プロデューサーが、あの男の子が透だと気づく時がくるとしたら、それはシャニマスの最終回かもしれない。

…プロデューサーなら気づいても言わない可能性もあるが。


浅倉透は『財布が無い』とか『頭ジャングルジム』とか『かっこいい甜花ちゃん』みたいな偏ったイメージが先走りがちだが、『W.I.N.G.』編のみでギャルゲーの1つのルートをクリアしたかのような満足感を与えてくる、中々気合の入ったキャラクターなのだ。

唯一透の欠点を挙げるとすれば、限定カードが多いとこだ。私も復刻等がくるまでかなり苦しんだ。
(流石にその全てを紹介する訳にはいかないが、透に興味を持った人がそれらのコミュをいつまでも見れないのは酷なので、いつか簡単に紹介するかもしれない。)

今回はこれでも要点ばっかまとめて端折りまくってるので、興味を持った人は改めて透を攻略してみることをオススメする。
また、他のコミュでも、クールに見えて色々な顔を見せながら成長していく透の姿を是非確認してほしい。


おまけ(ウエハース)

シャニマスのウエハースはもう買っただろうか?

発売されてから時々探していたが、まじで何処にも売ってない。
「ネットで買えばええやん。」という人もいるだろうが、ワシはどうしても現物をちまちま買いたいんや。それが楽しいんや。

諦めかけていたが、先日諸事情で宮崎に行ったときに見つけたのだ。

というわけで4つ買ってきた。
ちなみに宮交シティってとこにあった。まだ結構残っていたので、探している方は是非参考にしてみてね。

私の推しは摩美々、凛世、円香、透なのでこの4人のうちの誰かが出たら最高。

てなわけで結果はこちら。

果穂、恋鐘、透、小糸…

透だ!

というわけで無事透を引き当てる事ができた。
個人的にこの恋鐘のイラストも好みのやつだったので嬉しい。

表面はフェス衣装
裏面は通常衣装

う~ん、これが透き通る世界観というやつか。

これは途方もない午後というカード(通称:午後透)。
悲しいことにゲーム内だと限定のやつだ。
ってか最近シャニマスって復刻ガシャしなくなったよね。午後透は闇鍋ピックアップはされてたけど、未所持の人のためにも天井付きでピックアップするべき。

途方もない午後はイラスト、コミュ、性能…は最近の環境を知らんので分からんが、マジで全てが最強なので、復刻された際は是非狙ってみてほしい。
また、ゲーム内では限定なので手に入らないかもしれないが、このウエハースにおいては恒常と限定の垣根が無いので、欲しいカードがある人は是非。


というわけで、今日の記事はここまで。長くなってしまい申し訳ない。
多分次の記事はブルアカになる気がするので、シャニマスの記事を見たい方は次の次くらいで会いましょう。
「この子紹介してくれ~」とか「このコミュ紹介してほちい」とか「このゲームおすすめです」みたいな感じで是非自由にコメントしていって下さい。

最近本文をですます調にしようか悩んでいるので、急に口調が変わっても生温かい目でスルーしてもらえると嬉しい。では。

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