夜に蠢く文虫2023/09/14
『ヴィンランド・サガ(第二期)』見終わる。
復讐のために兵士として戦う第一期。
戦う理由をなくし抜け殻となり、再び戦う理由を見つけた第二期。
凄惨な第一期は第二期の決断のシーンのためにあったんだなと思う。
第二期がはじまるまで4年かかったけれど、第三期はもう少し早くはじまってほしい。話を忘れてしまう。
飲み放題が安いローカルチェーン居酒屋で晩ごはん。
90分飲み放題にしてバカスカ飲んで60分で酔いがまわる。
自宅徒歩一分にこういう居酒屋があるのは便利だけど危険。
帰宅してから『ハヤブサ消防団』最終回を見る。
探偵役の主人公が小説家という設定が事件の真相を小説にして突きつけるという形で生きる。続編も作れそうな終わり方だったけれど、これはこのままきれいに終わるのがよさそう。
真相を語る老婆役の俳優さんが気になって調べたら、赤毛のアンを訳した村岡花子さんの血縁、村岡希美さんだった。『花子とアン』にも出演していたのは気がつかなかった。
次は『VIVANT』の最終回。
そのとき思いついた話を書くのも楽しいけれど、じっくり構成を練って少し長い話も書きたくなる。
それに日記エッセイを書くことを優先しすぎて小説が後回しになっている。これでは本末転倒。
日記を書く人になりたいのではない。
日記も書く人になりたい。
酒飲んで他人の作品を見てすごいなーって思うだけの人で終わりたくない。
ぼやぼやしていると『ヴィンランド・サガ』の第三期が始まってしまう。
そのとき、ただ口を開けて見ているだけの自分ではいたくない。
コーヒー酎のカフェインが効いている。
酔いを少し残してポメラの電源を入れる。
僕はもぞもぞと夜に蠢く文虫。