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【プログラミング】heroku上にpythonのappを作成する. - GoogleAnalyticsのデータの可視化をする.

前回,heroku上にplotly dashの環境を構築し,グラフの描画まですることができた.今回はGoogleAnalyticのデータを取得し,可視化を行う.

※肝心な部分なプログラムがありません.

1.GoogleAnalyticsのAPIを使用できるようにする.
2.GoogleAnalyticsのAPIからデータを取得してみる.
3.GoogleAnalyticsから取得したデータをPlotly-Dash上に可視化

1.GoogleAnalyticsのAPIを使用できるようにする.

基本的には公式通りに行えば問題なく使用できるようになる.
注意点としては,おそらく"Google Analytics API"などで検索した結果に表示されるページはAPI v3であるが,最新はAPI v4である.
次に「サービス アプリケーション」と「インストール済みアプリケーション」でアプリケーションを選択する必要がある.ここでは,「インストール済みアプリケーション」を選択して進める.


「サービスアプリケーション」ではメールアドレスの登録が必要で,
「インストール済みアプリケーション」ではメールアドレスの必要がなかったため「インストール済みアプリケーション」を選択.
この2種類の明確な違いが判らなかったのでわかる方は教えて欲しいです.

2.GoogleAnalyticsのAPIからデータを取得してみる.

こちらも基本的に公式どおり行えば良い.
ただし,Python3系を使用している場合は,"print"関数の箇所を書き換える必要がある. 

例)
print header + ': ' + dimension
↓
print(header + ': ' + dimension)

当然ビューIDに関しても書き換える必要がある.

 VIEW_ID = '<REPLACE_WITH_VIEW_ID>'

これでGoogleAnalyticsのデータが取得できるはず.

3.GoogleAnalyticsから取得したデータをPlotly-Dash上に可視化

GoogleAnalyticsから取得したデータをPlotly-Dashに可視化させる場合にはAPIで取得したデータをPlotly-Dashで可視化できるようにデータを加工する必要がある.今回,加工用のプログラムは省略する.
(おそらくこのプラグラムを書くのが一番大変)
一点、注意が必要だったのはローカル環境と本番環境とでは違うモジュールを使う必要があった.

from apiclient.discovery import build
↓
from googleapiclient.discovery import build

あとは前回と同様にheroku環境にデプロイする.
参考:heroku上にpythonのアプリを作成する.~ plotly dash環境作成. ~

git add .
# コミット
git commit -m "Google Analytics Data"
# デプロイ
git push heroku master
# アプリ起動
heroku ps:scale web=1
# アプリ確認
heroku open


完成したサイトは以下になる.
スマホで見てもキレいに見えていい感じ.
※そもそものサイトの流入が少ないためグラフ的にはあまり面白くない.

終わりに

少しでも誰かの助けになれば良いかなと思います.
需要がありそうだったらもう少し詳細に書きます.
あとはheroku環境のせいか表示スピードがかなり遅いので,
そのうち,さくらサーバーに移行しようと思います.

※記事の内容に関して問題がありましたらご連絡ください.速やかに対処いたします.その他ご意見も.(優しくお願いします.)

PCとスマホ,wifiだけを持って全国をのんびり旅したい.