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コロナ禍でもV字回復を遂げた老舗カフェの戦略がすごい。

こんにちは。服部です。

今日からGWが始まりましたね。
7連休や11連休という方も多いのではないでしょうか。

長引くコロナ禍で打撃を受ける企業が多い中、V字回復を遂げている老舗カフェチェーンがあると聞いて調べてみました。

1.サザコーヒーとは

そのカフェとはサザコーヒーです。

名前は知っていましたが、馴染みがなかったサザコーヒー、どんな会社なのか調べてみました。

本店は茨城県のひたちなか市、創業は1969年と高度経済成長期、そして半世紀を超えた今もなお続いている老舗カフェです。
店舗数はわずか15店舗と国内1,600店以上を展開するスタバの1%以下と少ないですが、やはり老舗カフェなためか存在感があるなと思います。

都内では東京駅のKITTEと、品川駅のエキュートにありますよ。

そしてサザコーヒーの特色はそのメニューにあります。
カフェではありますが、地元の特産品の鮎や、メロンやイチゴなどの農作物とコラボしたメニューなど、常に地元の食文化をPRしているそうです。

2.V字回復の状況

そんなサザコーヒーですが、昨年はこのような状況だったとのこと。

「2020年4月13日、全店の売り上げが1日約50万円だったのです。14店(現在は15店)で約50万円というのは過去最低でした。従業員が約200人いたので、1人当たり2500円です。その後も厳しい状況が続き、4月は赤字に転落しました」(鈴木社長)

そこからV字回復して現在は、

サザコーヒーの業績は急回復し、旗艦店である本店の3月売り上げは過去最高に迫った。数字は非公表だが、昨年最悪期の1日分とは2ケタ違う月間売上高だという。

という驚異のV字回復をしています。

3.V字回復した要因その①ー長年の常連客の存在ー

1つは、老舗カフェならでは、長年の常連客が多く、かつ幅広い世代に支持されていること。そのため、いち早く客足が戻ってきたそう。

4.V字回復した要因その②ー美味しい豆にこだわるー

もう一つの要因は、代表取締役社長の鈴木太郎氏の「美味しさへのこだわり」だと思います。

サザコーヒーのコーヒー豆に「パナマ・ゲイシャ」がありますが、社長の鈴木太郎氏がこの豆の美味しさに「恋をした」そうです。
買い続けていたらパナマより審査員として呼ばれるようになったそう。

その審査員の経験により、

『いちばんおいしいコーヒー』を経験すると2番目の味ではダメ

と感じるようになり、それ以来、毎年その年の『ベスト パナマ・ゲイシャ』を落札しているそうです。

5.V字回復した要因その③ー新鮮さを与え続けるー

3つ目は、上記にも書きましたが、コロナ前から地元の特産物とコラボしたり、常日頃から新商品を打ち出したり、イベントを開催などしたりなど、目新しさを提供することにこだわっていることにあるそうです。

サザコーヒーは決して安くはないですが、美味しさと新鮮さがいつ来ても期待を上回るからなんだろうなと思いました。

自粛明けにお店に行ってきます。

写真引用元:SAZACOFFEE公式Instagram
参考URL:茨城の老舗カフェがコロナに全然負けてない訳

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