体調管理も仕事の内_健康管理も社会人の責任だと_言うのであれば_適切な__健康教育_の設定が必要

人は生まれてから社会人になるまで、体調・健康管理について学ぶ機会など無い

社会人は体調管理も仕事という常識の矛盾

「体調管理も仕事の内だ!」というのは社会人として常識的だし、概念として良く浸透しているものです。しかし、人は生まれてから社会人になるまでに「体調管理」「健康管理」を学ぶ教育機会など用意されていません。にも拘らず企業に入社し晴れて社会人になった途端に体調・健康の管理は出来て当たり前という常識を前提を元にされます。そして、社会人の多くはそのままキャリアを形成し、実は体調・健康管理に必要な知識・技術(ヘルスリテラシー)も身に着ける事無く社会人生活を送っています。

 真に、体調管理も仕事の内、良い健康状態を保ち仕事が出来る社会人・従業員を増やしたいのであれば適切な「健康教育機会」を設定するべきです。

健康教育は健康に関わる「ものさし」を持たす事

世の中には毎年、不誠実な健康情報や、サービス、製品が生まれています。それら生まれる原因は、その様な情報やサービスでも信じる、購入する人々が存在するので、そこにビジネスの商機があれば参入者は必ず現れます。

その情報やサービスが不誠実なものだと気づくには、「ものさし」が必要です。なんか変だな?おかしいな?と感じる為に必要な「基準値」「比較対象」がなければ、人はその情報やサービスが持つ権威性や、論理や商品としてのストーリーに飲み込まれます。

適切な健康教育によるヘルスリテラシーの向上は、人々に「ものさし」を授けて、自身に降りかかる情報やサービスを接触した時に「学んだこととの相違」を元に冷静に検証・精査できる余裕を持てる様にすることが目的です。

個人のヘルスリテラシーが低い事は、危険な行動や不健康な行動を選択し、健康状態の悪化をもたらす事が示されています。(参考出典:WHOヨーロッパ事務局)

健康教育の機会創出

健康教育は世代やライフステージによって定期的に設定されるのが理想でしょう。人というのは、自分と関連性がなく、当事者意識を持てない情報に関しては興味関心を示せず、理解も覚えることも難しいです。

性別、年齢、職務、ライフステージによって体調・健康課題は変化し、必要とされる知識・技術も変化しますので様々なステージに合わせて教育機会を設定できると有効でしょう。

・新入社員研修
・30~40代
・食生活が乱れやすい独身層
・女性特有の健康課題
・管理職
・50代、60代
・デスクワーカー
・重労働が多く、整形外科的健康問題を抱えやすい職務

など、多くのパターンに合わせられれば、当事者意識や自身の健康課題との関連性も感じやすいでしょう。

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