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だから、私は八村塁選手を応援したい!!

世界最高峰のバスケットボールリーグ「NBA」のドラフト会議で、ゴンザガ大の八村塁選手が1巡目全体9位でワシントン・ウィザーズから指名された。日本人がNBAドラフトの1巡目で指名されたのは初めての快挙だという。

体格面で不利と言われる日本人が、はたしてNBAで通用するのか。八村選手に限っては、そうした心配は不要だ。身長203センチ。西アフリカにあるベナン人の父親と日本人の母親のもとに生まれたハーフなのだ。

八村選手に限らず、近年は日本人アスリートの躍進が目立っている。

今月6日には、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手がNCAA屋外陸上競技選手権大会の男子100m決勝で9秒97という日本新記録を叩き出し、話題となった。日本人選手がついに10秒台の壁を破る時代が訪れたことは本当に感慨深い。

また、ここ最近は少し調子を崩しているように見えるが、大坂なおみ選手は女子テニスにおける世界ランキング1位に君臨している。

彼ら3人に共通するのは、海外にもルーツを持つ選手であるという点だ。先述したように、八村選手はベナン人の父親、サニブラウン選手はガーナ人の父親、大坂選手はハイチ系アメリカ人の父親を持つ、いわゆるハーフであるという点である。

こうした選手の活躍を、多くの日本人は好意的に受け止め、声援を送っている。だが、なかには彼らの活躍を伝えるニュースに、いや、正確に言えば、彼らに声援を送る私たちに、複雑な思いを抱いている人々もいるという。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
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