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AV女優が子どもを生んではいけないのか。

ネット上で今週話題になっていたのは、「AV女優が子どもを生んではいけないのか」。

きっかけは、AV女優としてはレジェンドとも言える蒼井そらさんのインタビュー記事。2019年に双子を出産したそらさんたが、話題は「妊娠を発表したとき、『子どもがかわいそう』だと叩かれた」というテーマに。

たしかに彼女が妊娠を発表したときも、ネット上ではこの話題が盛り上がったが、今回のインタビュー記事であらためてこのテーマが再燃したようだ。

私自身は、そらさんをはじめ友人の中にも何人かのAV女優の方がいるし、また彼女たちがいずれも聡明で朗らかな性格であることを知っているから何も偏見などない。

まあ、こういうことを言うと、必ず「綺麗事を言うな。ならば、おまえの母親がAV女優だったとしてもいいのか?」「自分の娘がAV女優になってもかまわないのか?」という声が上がるのだが、この際だからはっきり言っておく。

まったく構わない。

もちろん、本人の意図に反した形での契約をさせられ、納得できていない状態でAVに出演させられることは、自分の娘であるか否かにかかわらず望ましくないことであり、社会的にこうした状況を生み出さないように取り組まなければならない。

しかし、本人が望み、その仕事に誇りを持って取り組むことができているなら、親としても何ら恥じることはないし、ましてや止めようとも思わない。むしろ、親がそのような感情を抱くこと自体が娘に失礼だとさえ思える。

とは言え、「友人に何人かAV女優がいる」というのは特殊な環境だと思うし、たとえそうした友人がいなかったとしても、私の感性や価値観はずいぶん他者とズレがあることは自覚しているので、ここであまり「私は」と語っても意味がないだろう。

ここからは、なるべく一般論として語ってみようと思う。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
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