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連載小説『ヒゲとナプキン』

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心と体の性別が一致しない主人公イツキと、そのパートナーであるサトカを巡る物語。
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#連載

新作小説『ヒゲとナプキン』 #2

【無料公開】 部屋着の上にパーカーを羽織っただけの格好で家を出たイツキは、少し肌寒さを感…

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乙武 洋匡
5年前
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新作小説『ヒゲとナプキン』 #3

【無料公開】  ソファで微睡んでいたイツキの耳に、リビングのドアが開く音が聞こえてきた。…

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乙武 洋匡
5年前
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連載小説『ヒゲとナプキン』 #5

【全文無料公開】  新宿二丁目の雑居ビル。仕事帰りのイツキは階段で三階まで上がると、木製…

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乙武 洋匡
5年前
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連載小説『ヒゲとナプキン』 #6

【全文無料公開】 (おまえの望むフツーとは、息を潜めてビクビクしながら生きていくことなの…

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乙武 洋匡
5年前
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連載小説『ヒゲとナプキン』 #7

【全文無料公開】  JR新宿駅の南口を出ると、正面には完成して間もない高速バスのターミナル…

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乙武 洋匡
5年前
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連載小説『ヒゲとナプキン』 #13

※個別の記事を数百円ずつご購入いただくよりも、月に20本近い記事が配信される定期購読マガジ…

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乙武 洋匡
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連載小説『ヒゲとナプキン』 #18

【全文無料公開】 「もう、誰よ。こんな時間に……」  生まれて三カ月のマコトに授乳を済ませ、ようやく母子ともにまどろみかけていたところに、静寂を破るチャイム。コズエが壁時計に目をやると、まだ午前十一時だった。眠りの入り口にいたマコトを抱きかかえたままソファから立ち上がり、インターホンを取る。画面に映る顔を見て、コズエは思わず驚きの声をあげた。 「なんだ、イツキじゃない。どうしたの?」  オートロックを解錠すると、一分も経たないうちに玄関のチャイムが鳴った。ドアを開ける

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連載小説『ヒゲとナプキン』 #19

【全文無料公開】  コズエの家を出てからしばらくあてもなく歩き回っていたイツキは、歩道橋…

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乙武 洋匡
5年前
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連載小説『ヒゲとナプキン』 #23

【全文無料公開】  ハリさん行きつけのおでん屋で卓を囲むと、タクヤが神妙な面持ちで切り出…

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乙武 洋匡
4年前
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連載小説『ヒゲとナプキン』 #29

【全文無料公開】  父の謝罪にたまらず家を飛び出したイツキに、群馬特有の「赤城おろし」が…

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乙武 洋匡
4年前
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