この希死念慮はストラテラのせいなのかもしれない

どうしようもなく死にたい。

この気持ちを吐露する場がなくて指だけどうにか動かしている。

みなさん(みなさん?)には死にたいと言える相手がいるだろうか。いるならばそれは非常に幸運なことである。その相手を大事にして頂きたい。

わたしにはそういう相手がいるけれどいない。
彼氏は私がメンタルを病むと引きずられてしまって心配させてしまうのでとてもじゃないが言えない。
親友は親友で鬱なのでなんだか気が引けるし、親は論外。

わたしは大学のベンチでひとり、お母さんがつくってくれたおにぎりを食べながら涙を流していた。

ストラテラによる希死念慮

わたしはストラテラを10→20→40→80と増やして現在80mgにして1ヶ月ほどが経とうとしている。
〜40mgの間に感じた効果は寝起きがいいなぁくらい。
ところが80mgにしてから世界が一変した。

音が無い。脳内が静か。思考がバラつかない。やるべきことにすっと動ける。

本当に、健常者って羨ましいなと思ってしまった。だって英語のリスニング中に爆音でマツケンサンバが流れることもなければ本を読んでいて思考が明後日に行くこともないんだ。もっとはやくに精神科、行けばよかった。

ただ、これに伴うデメリットも出てきた。
例えば自転車を漕いでいる時や散歩をしている時。前ならぼ〜っとしていれば脳内で空想出来て暇を潰せたし音楽が勝手にかかっているから楽しかった。今は自主的に音楽をかけるか友人に電話をかけないと楽しくない。
また、創作意欲も落ちた。今までは何も考えずとも綺麗な文章やストーリーが思い付いたものの、全く出てこない。

そしてこれが一番深刻なのだけれど、思考が分散せずひとつの事を考えられてしまうため1度死にたい思考に入ったとき延々とその事を考えてしまう。
飲む前は死にたいな〜枕の向き気持ち悪い、あっ喉乾いたでもめんどくさいなぁスプラやらなきゃなあ、しにたいなあ、みたいな感じだったのが、
今は死にたいな〜なぜわたしは死にたいのか、死んだら周りはどうなるのか、損害賠償、でも死にたい。

と死に関してだけぐるぐるぐるぐる回ってしまう。

処方してもらったメイラックスを飲んで涙を拭いて煙草を吸って拳を作って手のひらに爪が刺さる痛みで誤魔化して授業に向かった木曜日だった。

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