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夜の天才・天才の夜[2021/3/19]



・昨日は、研究時間はそこそこ確保したのに、実質的な進捗がほとんどなくて、へこんでnoteをサボった。というか、記事を更新するのではなく、「つぶやき」機能を使った。とりあえず、1か月は毎日更新しようと思っているわけだけど、これはセーフ。


・記事は毎日更新するだけで尊さがある、と初めて教えてくれたのは、テキストサイト「プラッチック」のフロンツさんだった。小6から中2ぐらいまで、毎日読んでいた。今はもう閉鎖しているようだけれども、ひたすら毎日短文ネタを更新しているサイト。

・説明しづらいな。たとえば、

「自宅でできる趣味といえば〇〇だな」
「[ボケ]」

[ツッコミ]

というフォーマットを決めたら、1か月間毎日この形式に沿ったネタを投稿し続ける。

・さらに「裏ッチック」という姉妹サイトもあって、そっちはそっちで1,000字ぐらい日記を毎日更新していた。当然、用事があってパソコンに触れない期間もあるのだけれども、そういうときは前もって貯めていた数日分のネタをあらかじめ公開して「毎日更新」に代えるのだった。

・何年間、毎日更新してたんだろうな。どっかのタイミングで、身内に不幸があったらしく毎日更新記録が途絶えたんだけれども、その分のネタも後日埋め合わされていた気がする。

・フロンツさんは『さよなら、気まずさたち』という書き下ろしの本を出している。人生で初めて本屋で取り寄せを頼んだな。


・いまだにブログを続けているらしい。が、どうやら毎日更新ではなく、週1程度になったようだ。いまだに「あのときの文体」が残っていてすごい。


・昨日は著しく調子が悪かったけど、今日は朝から研究に取り組んだので、大きな山を越えた感覚がある。やっぱ、なんだかんだ言っても、朝書いたほうが捗るんだよな。

・どうにか、自分みたいに早起きが苦手でも偉大な傑作を残している文筆家や研究者はいないのかと、メイソン・カリー『天才たちの日課』を読んでみたことがある。が、結局みんな朝から活動している。

・たまに夜型の作家を見つけて、おっ、と思っても、体を壊してから朝型の生活習慣に変えたとか、年を取るにつれて朝型になったとかそんなんばっかり。極まれに、ずーっと夜型の作家がいても、作品を量産できていなかったりする。

フランスの画家トゥールーズ・ロートレックのもっとも創造的な仕事は夜に行なわれた。キャバレーでスケッチをしたり、売春宿でイーゼルを組み立てたりして描いた世紀末パリの歓楽街の絵で、ロートレックは有名になった。しかし、キャバレーに入り浸る生活で、体はぼろぼろになった。




研究経費(書籍、文房具、機材、映像資料など)のために使わせていただきます。