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説明上手になりたい人へ

こんにちは。弁護士の紙尾浩道です。

一般的な民事事件・刑事事件全般のほか、スポーツ選手・団体の法務や、SNS利用のコンプライアンス講師、テニス練習会の主催なんかをしています。

今日は、説明上手になりたい人への話をします。

本題に入る前に、無料講演のお知らせです。

【弁護士が教える!テレワークにおける時間管理と法的問題】

開催は、7月12日(月)19:00〜20:00です。

「テレワークで、出勤退勤や残業がわからない?」

「社員に出社しろと命じていいか分からない?」

そんな方に向けて、テレワークが法的にどんな風に整頓されているかをベースに講義をします。

30分〜40分程度の講義と、10分程度の質疑応答時間を設けており、講義部分は、音声のみのながら聞きも可能。

ご参加希望の方は、カミオまでご連絡ください。zoomのURLをお送りします。

もう一つ!
本日のアイキャッチの画像にまつわる4コマは、こちらに掲載中。

『かぐや様を語りたい』を手がける、G3井田さんが、描いています!

では、スタート!

◆そもそも論◆

説明のコツをご紹介する割に、カミオの説明が下手くそすぎだとすると、説得力がゲキ落ちします。

そこで、恥ずかしながら、サンプルを載せていますので、これをみて

「あー、まぁまぁかな」

「俺のが上手いこといけるかな」

と思った方は、ここら辺で今日の記事は閉じてください。

そして、愛のある指摘コメントをお願いいたします(もちろん、まだまだ完璧だとは思っていないので、愛のある指摘は歓迎です。)。

法律に詳しい方は、1.5倍速くらいで聴くとちょうどいいです。

◆えー、あー・・・◆

まず、1つ目は、「えー、あー」と言わない事です。

一度、何の場面でも良いので、自分が話している機会を録音または録画してください。

実は、凄い回数、「えー、あー、」と言っていると思います。

かくいう自分も、当初かなりたくさん言っていたんです。

でも、気をつけて練習するうちに、なくなってきました。

◆難しい話の場合◆

難しい話の場合、こちらが知っていることを説明して、1〜2秒は、頭で理解して処理している時間がかかります。

なので、カミオは、話終わって、一二拍、休憩というか全く無言になっていると思います。

あともう一つ、難しそうな概念が出てきた時に、間髪入れずに、「たとえばー」と、現実世界で誰もが知っていそうな場面を話すようにしています。

あんまりネタバラシしたくないですけど、ここで、「例えばー」がスッと出てこない部分は、カミオも鋭意勉強中だったりする場所なので、暖かく見守っていただくとともに、一緒に勉強しましょうね。苦笑

◆持ち時間問題◆

さて、ここまで話してきたのは、あくまで、講師としてカミオが30分も待ち時間があるパターンの時でした。

「説明が下手」でお悩みの方は、おそらくこちらの長めに話した時に、焦ってしまったり、相手にいまいち意図が伝わらないというお悩みだと思ったので、その部分を中心に説明しました。

ですが!

ここが究極のコツです。

持ち時間がどれくらいなのかを考える

です。

◆自己紹介でやってみる◆

例えば、コンパや、交流会などで、自己紹介のターンが回ってきた時はどうでしょう?

目的はあくまで、お互いが、それぞれの特徴なんかを知って、ここから先、共通点トークや、仕事トークを膨らませるための材料を提供していく

ですよね。

となると、せいぜい2〜3分話して、次の方にパスを回すのが正解。

ここを決めないで喋り始めると爆死します。

逆に、ここが決まると、

「何を話さないか」

が決まります。

カミオの場合は、自己紹介の中で、年間100日超えでやっているテニスへの愛の話や、蒲田という柄の悪い街での生活の話、遊戯王カードにどれだけハマったかの話、パデル協会で無茶振りされまくって弁護士業務をはみ出ている話などなど、話せと言われれば死ぬほど話せます。

今日のメンバーの世代や、仕事から、どれを話そうかなーと決めると迷うので、持ち時間1分なら、これは話せないなと決めてしまうことが多いです。

下手するとキーワードのみです。

例えば

「こんにちは、弁護士の紙尾浩道です。実はテニスばっかりやってまして、スポーツ大好き。フットサル、ゴルフも呼ばれればやりますが、今は、パデルっていう新興スポーツにハマって、結局パデル協会の法務顧問までやってます。SNSの使い方の講習もやってます。」

これで、それぞれを少し肉付けして話すと、1分くらい。

後で

「パデルってなんですの?」

「SNSの講習って、誹謗中傷とかですか?」

「失礼ながら、テニスそんなにやって仕事してますか?」

という質問をもらえれば、そこで詳しく話すって事できっかけだけ、ワードで伝えておく感じ。

◆まとめ◆

以上は、わかりやすく自己紹介をテーマにしましたが、商品説明でも、企画プレゼンでも、要するにこんなことしたい!と話して、そこに、(抽象的すぎない具体的な)キーワードを埋め込んでおくと良いです。

あー、なんか偉そうに語ってしまった。

こんなこと言いつつ、私も、ボイシーパーソナリティへの第1回目の応募は落ちました(多分)。

決して、恨んだり、憎んだりしてないですよ。

決して。

うん。

辛くない。辛くないよ。←

ということで、一緒に頑張りましょう。

以上、説明上手になりたい人への話でした!

では、また。

記事をお読みいただきありがとうございます。弁護士は縁遠い存在と思われないよう、今後も地道に活動をしようと思いますので、ご支援よろしくお願いします。