なんかさ。あの頃ってさ。

あの頃ってさ。
何にも知らなくって、
ニコニコ楽しく保育所通って、
絵本読んで、砂場で遊んで、
やがて入学して、
1年生になって、
だんだん時を経て、
今、こうなっているわけ。

現在の私が、
世界に1つ言いたいこと。

「こんな世の中だなんて、
 知らなかったじゃん。」

だってさ、例えば、小学1年生のときに
見た、ドラマ。
高校生が、屋上でお弁当食べてるシーンが
あったとするじゃん?
その時なんて、何にも知らなくって
純粋なもんだから、
「あっ。楽しそー。高校生になったら、
こーゆーこと出来るんだぁー。😯」
ってなってたよね(笑)
実際、屋上なんて、立入禁止だし(笑)
もはや、3年間一度も屋上行ったことないって
人もいるかもだよね…(笑)

なんだろ。私がゆめみてた世界?ってのはさ、
ポニーテールで電車で学校通って、
休日にはミニスカートで
友達とワイワイ遊んで、
彼氏とかできちゃったりして、
そんな、きらっきらを思い描いてた。

全くそんなんじゃ無かったよね(笑)
ポニーテールはできる。
ミニスカートは流石に足を出したくないし(笑)
友達となんて、学校でしか遊ばない。
彼氏???まず、そもそも、
私の辞書に「彼氏」って言葉が
載っていないのも現実。

あいみょんさんの、
「19歳になりたくない」
って曲の歌詞が、
ぴったりだから、ちょっと
読んでみてほしい。

明日になれば私
何か変わっちゃうかな
どうにもこうにも 想像がつかない

小中高と進んで 逃げ方も覚えた
自殺者を笑い その勇気に拍手して

カメラを片手に ギターを背負い
人の話さえも かすんでく
手放したもの 偽物だったから
もう いらない 必要ない

大人になるたびに
夢見てばかりの自分が嫌になり
数えられるほどの
痛みと苦しみでかき消すんだ

現実逃避を 繰り返す日々は
思えば楽だった 最高の友達でした

18の今言えることは一つ
あの日の記憶は消えますか
手に取れる物 それは全て欲しい
けど 今で十分な気がする

大人になるたびに
見たくないものを見ては 泣いちゃうし
本当の自分に気づくことは少し怖いんだ

18の今思うことが一つ
何故人は減る命に祝いを捧げるの
強くはなりたい でも弱くもありたい
私のままでいたい

思い出せないもの どこかに忘れてしまった宝物
一度握った手も 知らぬ間に離れてしまったんだ

大人になるたびに
見たくないものを見ては 泣いちゃうし
本当の自分に
気づくことは少し怖いんだ