3.11

“3”、“11”
続いて並ぶ2つの数字は
私達に、何かを伝える。

3.11

それは、想像もしていない、
私達の人生を大きく奪う
出来事だったであろう。

当時2歳の私は、
宮城県で生まれ、宮城県で育った。

午後2時46分。
お昼寝中に起こったことは、
「地震」
記憶にあるのは、
先生が、必死に起こしてくれたこと。
毛布を掛けていた私達。


何も知らない。
何も分からない。

11年経った今日、今、
やっと感じるのだ。

いかに苦しく、悔しく、残酷であったのか。

弟は当時生まれていない。
それが、不思議でならない。
すごく、年齢の差を感じる。
弟は経験さえもしていないのだ。

だからこそ、伝える。
だからこそ、知る。

自然の力には勝てないかもしれない。
しかし、自然と共に生きていくことは
可能である。
そのために、人間は考え、行動する。

今を生きる。
今は、過去があるから。
未来は、今があるから。

物事には意味がある。

私達はできる。

投稿時・2022/03/11 14時43分