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この絵はこの詩から生まれました ──詩の世界をアートに [第52回]


ふたたび病床にて 礒部晴樹・画


二たび病床にて

わたしが病んで
ねていると
木の葉がひらり
一まい舞ひこんできた
しばらくみなかった
森の
椎の葉だった

山村暮鳥


*人と木の葉、ともに細胞の集まりから成り立っています。
DNAレベルでは、ほとんど似たようなものだそうです。
そのため、絵のポイントを人物と、植物との対比としました。
この時点で、詩境とは乖離してしまいましたが・・・

この宇宙では、人も植物も同じ星のかけらから生まれた
兄弟なのですから。













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