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袋井市BPR研修 2020年度版(旧バージョン)公開!

自治体変革PJ-DX研修の元祖バージョン

自治体変革PJ-DX研修として、はじめて対応し始めたのが袋井市のBPR研修です。
こちらは、人事の部門、ICTの部門と一緒にシビックテック・ラボで開発したプログラムです(データアカデミーとは異なるものです)。既に今年度2週目として袋井市では、昨年度のフィードバックを含めて拡張・改善したバージョンとなっているので、そろそろ旧バージョンは公開しようかなと思い記事でまとめました。私が研修資料作るときには、毎年グレードに合わせて研修内容を組み替えたり、新規作成したり、自治体さんの状況ややりたいことによって、強化する資料も変えていくので、最新のもので体験したい方は別途個別に相談ください。

この研修は、自治体DX推進計画の事例集にも袋井市の事例として掲載されているものです。人材育成の研修ながらも、いくつかのプロジェクトは実際に採用されて施策となっています。

研修のカリキュラム

伴走型の人材育成研修という位置付けで、半年ほどかかりますが、実際にプロジェクトを推進するのと同じように(自分ごとのプロジェクトになるように)しております。DXを自らできる人材を育てるということが最大のポイントです。

<カリキュラムの一部>
・サービスデザイン
・業務フローの作成とあるべき姿の設定
・DXの視点を取り入れたマインドチェンジ
・多角的視点でプロジェクトを考える
・長期的視点でプロジェクトを考える
・関係者を含めた合意形成方法
・費用対効果
・要求の取りまとめ
・プレゼンテーション

第2回-第5回の研修資料
(第1回は、キックオフでDXについて全体研修なので割愛)


講師と参加者に必要な心構え

講師に必要なスキルは、「コンサルティング」「ファシリテーション」「コーチング」の3点を組み合わせるのと、伴走型なので、研修と研修の間にもロゴチャットや、LINE works、Teamsなどで連絡が取り合えるようにすることができると良いです。民間側でプロジェクトマネジメントの経験や、新規事業立案の経験も役に立ちます。

また、参加者側は、いくつかのテーマを自治体さんと一緒に提示し、自ら目標や課題を設定し、別々の部門の人たちが集まってプロジェクトの立ち上げから、要求定義、プレゼンまでおこなっていきます。研修だからと適当なテーマ、アイデア発散の場とはならないようにしながら、各自の役割・チームビルディング・ゴールを含めた進め方となっています。

資料の利用について

今回公開した研修シートや絵柄は、すべてシビックテック・ラボで作成した成果物ですが、自分の自治体でもやってみたい!という場合には教えてもらえれば、職員さんが自らやるならだいたいOKしちゃいますので、やってみた感想も教えていただけると改善につながるので助かります(企業の方々が使いたい場合は、私にご相談ください)。

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