見出し画像

データアカデミートライアル! Day1

データアカデミートライアル開始しました!

トライアルの前に、データアカデミーの説明を入れましょうか。
データアカデミーは、総務省が作成した地方公共団体のためのデータ利活用ガイドブック(2018年当時)に掲載されている「データ分析を用いた政策立案」「データを活用した行政サービスの立案」の2つの研修プログラムです。

「データアカデミートライアル!」は、シビックテック・ラボにて実戦でブラッシュアップし、データアカデミー3.0として運用している「データ分析を用いた政策立案」の体験版です(研修すら、何度もチャレンジし直していく)。

本来は4h×5日間で実施している研修を、体験版として2h×2日間で挑戦するカリキュラムとなっています(通常は実施せず、シビックテック・ラボで取り組みたいテーマがあるときに実施しています)。

なぜ、トライアル版を作っているのか

1、全部の工程を実証すると5日間必要になってしまうので、まずはライトに実証をすすめて違和感がなくなるようにすることを目指しています。各ステップ調整しなければいけないところ、事前準備として話すこと用意すること、これらをまとめたうえでデータ利活用として実践できるものは何か、ゴールを定めて研修版にしています。

2、そして、なるべくなかなかこういうことに接することがない地方に行って布教するのが役目だからです。予算があって実施できるところはどんどん進めたらいいし、データアカデミー以外の方法でもちゃんと自治体の血肉になって活用できるのであれば、それはそれで素晴らしいものです。ただ、なかなかオンラインのセミナーだけしか受けることができない、そもそもこのような機会がないところについては、誰かが実施してみるしかないのですよね。ここから、実際のデータアカデミーやデータ利活用の研修に繋がった自治体も実際にあるので、無料でやるからといって気を抜かずにやっています。

どんな感じでやってたの?

2日間×半日という時間で達成するために事前に宿題も課しています。宿題が出来上がったチームのみ、事前学習教材を渡すことにより、悩むことと理解することを両立することを目指しています。下の画像は、まさにその学習教材の1つです。

Day1は、宿題で作成してもらった目標問題課題を、実際に研修で使えるように、そもそもの目標問題課題は何かということを事前に私の方でチェックし、コメントし、説明することで目標の品質をあげるところからやっています。まずは、これをやらないことには、小さなところで終わってしまったり、ざっくりした目標に対してざっくりした答えしか出てこないからです。ここが、ある意味最初の関門なのですよね。だからこそ、時間をかけてやります。

Day1では、目標問題課題から仮説の設定、データの確認、分析の設計図の確認などを行うのがメインテーマとなります。各グループは、現場の方を含んだ2名以上で構成し進めています。実際の様子はこんな感じです。

グラフィックレコーディング

当日の成果としてグラフィックレコーディングもまとめています。
これにより、次回以降、再びDay1の状態にすぐに戻れたり、Day1とDay2の間で多くの振り返りをすることが可能です。

ちなみに、データアカデミーは、フルバージョンで実施するのが本当は良いです。ただし、布教用として私が実験をしたいことがあるときには、このトライアル版もテスト的に実施しています。私がそろそろテストしたいなぁ的なことを言い出していたらチャンスなので是非手をあげてみてください。トライアル版は費用をもらってやることはありません、しかし、私が実験したいので費用ゼロでやります。そのため、不定期でやる気のあるところに提供するものとなります!ということで、Day2についてもお楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?