吾輩はどんぐりである
自分を客観的に見ることは難しい、なんてよく聞く。
たくさんの人の話を聞きながら確かにそうだなーとも思う。
でも そうかなあ?と思うこともある。
言うてもわたしだってもちろん
同じだよね、と思うから
だからこそ
いや 結局…
所詮
どんぐりの背比べ
なんじゃ無いかって思ってみた。
対してさほど、
思ってるより大差ない。
完璧なんか むしろ無い。
こと 美容室で眺める分には。
ミスチルのかの有名な楽曲でも
言うてる。
そして
誰かが決めた高得点や平均点で安心するより
点数や基準は
各自求めるものにより都度変えればいいし
変える"つもり"でいる事が大事だと私は思う。
多かれ少なかれ
誰もが今より良くなりたいと願っているし
求めるのは自然な事。
しかし多くの場合
自然現象的に訪れる
自分なのに未知との遭遇である
素材自体の変化に
面食らったり驚いたり
否定したり落ち込んだりする人もいれば
はたまた
うまいこと共存しながら受け入れて楽しんでいる人もいる。
あぁそうだ
今度からあんまゴチャゴチャと
往生際の悪いめんどーな人を見たら
「暗闇が好きなどんぐりめ…」と心の中で呟くことにしよう。
シュッとしたどんぐりや
丸っとしたどんぐり、
帽子を被ったどんぐり…
青いものや褐色の艶やかなもの…
色んなどんぐり、あったもんな。
子供の頃にどんぐり拾って遊べて良かった。
ところでリスはどんぐりを見つけると
「あとで食べよー」って
土に埋めておくこともあるそうだが
普通に埋めたことを忘れて
目の前のどんぐり探しに夢中になっちゃうらしい。
お茶目さん( ´∀`)
忘れっぽいリスのおかげで
どんぐりはそのまま芽を出し
森の中でまた新たな森を維持するための木になるのだそう。
なんか 役割分担が 自然で素敵。
中には
取り出して食べてもらうのも忘れられて
そして芽を出すこともなく
土の中で静かに朽ち果ててしまう
どんぐりもいるだろうけど。
土の栄養になるから いいとして。
たかが どんぐり、
されど どんぐり
続きまして
いつもの様に想像力が爆速して
自分をどんぐりに例えてみる
…だったらやっぱり
リスが一口齧ったら
あまりの美味しさに
号泣する程の味わい深いどんぐりになりたいし
真っ暗な土の中に埋められたとて
雨の日も雪の日も静々とやり過ごし
春になったら
眩しい光の射す方目指して
全力で芽を出したいものだ…
得意の妄想劇場、おしまい。
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