神保町と『白鴉』とさりはま書房と書店PASSEGEと新自由主義と状況と

 1月中にもう一本ぐらいブログ書いときたいと思いつつ2月になってしまった。15日に開催された文学フリマは無事に終わったが、つくづく『白鴉』買っていっていただける人はtwitterで報告しないタイプが多いなと。まあ、見つかったら私が挨拶してくるのでしないほうが平和でいいかもしれないが。感想もぼちぼちいただいてありがたい限りです。感想はいくらいただいてもいいものですからね。どんどんください。自分でそういうこと言うなとよく叱られますが。
 今月に入ってから、さりはま書房さんにより『白鴉』33号が神保町の書店PASSEGEに並んでおります。神保町デビューです。カレーが食べたいですね。東京近郊のかたはよろしくお願いします。『吟醸掌篇』に私の作品を載せていただいたことが今回の縁に繋がったわけですが、なかむらあゆみ氏の『巣』とともに並べていただいて、たいへん光栄です。
 さりはま書房さんのツイートで私の編集後記が紹介されていますが、このwebsite上の作品詳細ページでも全文公開していますので、気になったかたはご覧ください

 早稲田での某評論家によるセクハラ問題、いろいろ糞みたいな状況がつづいているようで、被害者のかたの心境を慮るばかりです。「呪われて死ね」書いといてよかったなとも。私からの、文学を取り巻く「状況」への意思表示ということで。まだ甘いかもしれませんが。

 今年はなるべく小説を読もうかなと年始あたりまでは考えていましたが、新自由主義やら資本主義やらについて勉強したいなと思い、まだまだ小説どころではなさそう。まあ、前記事での初買い書籍を見れば予測はつきそうなものですが。『火山島』はがんばって進めていきます。さすがに今年中には完読したい。

 『イニシェリン島の精霊』はやはり最高であった。マーティン・マクドナーは信頼できるなあ。


さいきん読み終えた本
『抗路』10号(抗路舎)
ウェンディ・ブラウン『新自由主義の廃墟で──真実の終わりと民主主義の未来』(人文書院)

さいきん観た映画
『ケイコ──目を澄ませて』(三宅唱)シネマート心斎橋
『MEN──同じ顔の男たち』(アレックス・ガーランド)シネマート心斎橋
『イニシェリン島の精霊』(マーティン・マクドナー)TOHOシネマズ梅田


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