光回線と冷蔵庫とエアコンとバルコニーと『火山島』とトラットリアピッツェリア アレグロとランブルスコと

 前の記事からけっこう経ってしまったが、銀行まわりは済ませて、あとは各銀行が迅速に行動してくれることを願うばかり。某Bイコム社がいまごろになって父の口座へ使用料を請求してきたので、これを機にとばかりに光回線と電話を見直すことに。どうやらこの会社、ケーブルテレビの契約は必須らしく、ケーブルテレビ抜きの契約が見当たらなかったので、とうぜん乗り換え予定。ソニーのやつに。家の保険もまったく入っていなかったので、懇意にしている電気屋でどこかいいとこ知らないかと聞いたところ、県民共済でいいのではないかと。こちらも要検討。医療保険も考えていて、某Oリックス生命の資料を請求中。電気屋には、前の洗濯機の代金を払うついでにひとり暮らしで使うにはあきらかにでかすぎる冷蔵庫と自分の部屋のエアコンを替える相談をしていた。ちなみにエアコンのある部屋が4つあり、とりあえず自室以外はコンセントからコードを抜いている。
 自室の窓からちょっとしたバルコニーへ出ることができるのだが、いつかここで酒を呑みたいと考えているので片づけようとしたところ、経年劣化があまりにも過ぎて触っただけで砕ける洗濯ばさみやらが散乱しており、なんだこのやけに重い板は、と思ったらキャットタワーの部品だったり、分解して放置したままの書棚かなにかが腐敗しきって土に還っていたり、なかなか素晴らしき世界が創造されていた。小動物の死骸とか出てきてもおかしくなかったな。蝉の死骸はあったが。ちなみに前回の記事で私の机が妹のおさがりだと書いたが、この自室自体、最初は妹の部屋だったのだった。そりゃそうだ。あんなやたら頑丈な学習机、とても持ち運べません。けっこう妹のおさがりで生きてるな、おれ。なんとか片づいたが、かなりの段差があるので踏み台を用意したいのと、床にパネル的ななにかを敷きたい。ちいさいテーブルと椅子も。そしてここで焼肉をするのである。ひとりで。ただ、コンセントが設置されてないので、先の電気屋に頼むか、キャンプ用品のランタンを買うか。文学作品で印象的なバルコニーといえば、ガルシア=マルケス『族長の秋』での、バルコニーに牛、というあの光景ですね。

 ポエトリーリーディング修行は変わらずつづいているが、9日のレッスンで「うしなわれた椅子」から読みかたを自然な感じに変えたところ、小説書いてるときに頭の中で読んでるときと近いフロウで読めたと思った。やはり自然と滲み出るものなのですね。

 10日からはついに金石範『火山島』を読みはじめた全7巻、もちろん2段組。続篇もあるらしいけど、まあそこよりもまず本篇を。
 金石範氏といえば玄月氏に私を紹介していただいたことがあったな。

 先日、17日の金曜日に日本橋駅付近のピザ屋トラットリアピッツェリア アレグロ難波店で会食。石窯で焼いたピザを食べたいという私のリクエスト。5人の予定だったのだけれど、いろいろあって残念ながら3人に。司法書士を紹介していただいた人物も来る予定だったので、ぜひ直接お礼を言いたかったのだけれど。おしゃれとか言われて気をよくする。ここでなんとなく頼んでみたランブルスコという発泡ワインがすこぶる美味すぎて、これはペースあげすぎてぶっ倒れるやつだと警戒心が働き、抑えるのに必死だった。ピザも最高だったが、ランブルスコも衝撃的だった。ランブルスコ、どうやらサイゼリヤでも呑める模様。これはやばい。ピザ最高。サイゼリヤもピザを石窯で焼いたらどうか。100億円を得たらどうするかという話題になり、私は何日で浪費しつくせるかを試すという回答。もちろん、不動産やら車やらを買うのは禁止、あとに物質として残らないものだけで消尽しつくすという、これこそが私の美学。さいきん映画を観たかと問われ、父の急死以来行けていなかったが、4日にひさびさに観た、とBLACKPINKの名前を出したけれど通じず、youtubeでMVをご覧いただいた。なんかちょっと面白い光景だった。ちなみに「火はまた熾る」にもちらっと出している。まあまた日を改めて5人で会食できればいいですね。

さいきん読み終えた本
尹健次『日本国民論──近代日本のアイデンティティ』(筑摩書房)
金石範/金時鐘『増補 なぜ書きつづけてきたか なぜ沈黙してきたか── 済州島四・三事件の記憶と文学』(平凡社ライブラリー)
塚本勲『朝鮮語を考える』(白帝社)

さいきん観た映画
『BLΛↃKPIИK THE MOVIE』(オ・ユンドン/チョン・スイ)塚口サンサン劇場
『ラストナイト・イン・ソーホー』(エドガー・ライト)MOVIX尼崎


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