クリニックのテストステロン補充治療だけでは、男性更年期が解決できない理由

年齢を重ねるにつれて、テストステロンの減少は避けられない現象である。この現象の中で、男性更年期に悩まされる人とそうでない人がいる。その差は、自信や自己信頼感の有無にある。

ビジネスで成功している人や異性にモテる人に共通しているのは、この自己信頼感の高さである。

男性更年期の主な原因は、テストステロンの減少である。食事の改善、質の高い睡眠、適切な筋トレ、及び医療機関での専門的な治療が有効であるとされている。

しかし、これらの対策だけでは、解決に至らない場合が多いのも事実である。

テストステロンは、単に身体の機能を調節するだけでなく、私たちの心にも大きな影響を与えるホルモンである。身体面での改善を図りつつ、心の健康を同時にケアしない限り、真の意味での改善を実感することはできない。

そう、自己信頼感の向上は、男性更年期を乗り越えるために欠かせない要素である。チャンスが目の前にあるにも関わらず、挑戦することを躊躇した場合、自信の喪失に繋がる可能性がある。また、挑戦して失敗したとしても、その失敗を受け入れずに逃げ出したり、言い訳をしてばかりいると、テストステロンのレベルはさらに低下し、男性更年期の症状を悪化させることになる。

失敗は誰にでも起こり得ることであり、勝負に負けることもある。しかし、失敗を恐れずに直面し、挑戦し続けることで、テストステロンは増加し、自信は強化される。たとえ勝負に負けたとしても、その原因を探り、次にどうすれば勝てるかを分析することで、次への一歩を踏み出す勇気を養うことができる。

私の経験からも、セミナー集客での失敗や、恥ずかしい経験さえも、後にポジティブな経験として活用できることがある。どんな出来事も、捉え方次第で、その意味を変えることができるのである。メンタルの強化は、筋トレと同様、日々のトレーニングによって可能である。

結論として、男性更年期を乗り越えるためには、食事、睡眠、筋トレ、医療機関での治療といった物理的なアプローチも必要であるが、それ以上にメンタルの安定と自己信頼感の向上が最も重要である。

失敗を恐れずにチャレンジし続け、勝ち癖をつけること。仮に負けても、それをプラスに変えることができれば、テストステロンのバランスも整い、男性更年期を健やかに乗り越えることが可能である。この自己信頼感の高さが、年齢を重ねてもテストステロンを保ち、男性更年期の影響を最小限に抑える鍵である。

あくまで個人の経験による推測である。クリニックでテストステロンの数値を検査し、テストステロン補充や漢方、食事療法や筋トレも実践したうえでの話である。