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知性と人間力を養う中国古典への招待

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多くの中国古典の名著の紹介を通じて、仕事でも実生活に役に立つ学びを共有したいと思っています。
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先週特にスキを集めた#人事の仕事の記事に選んで頂きました

中国古典の啓発記事を#人事の仕事の数ある記事の中で選んで頂けました。 本当、ありがたいこ…

「出師の表」に学ぶナンバー2のフォロワーシップ

三国志の時代、蜀漢の名宰相・諸葛孔明(以下、孔明)は、魏との最終決戦である北伐を決意し、…

言葉を慎むことの価値/舌是斬身刀

私たちは日常生活の中で無数の言葉を使いますが、言葉は他人とのコミュニケーションを円滑に進…

頼られることで部下は成長する/信頼が生む職場の力

私たちの多くは、リーダーシップとは「自分一人で全てを担うこと」と考えがちです。しかし、本…

論語に学ぶ部下との接し方

リーダーの立場にある皆さんは部下の方に対して日頃どんな態度で接しているでしょうか。今回は…

セミナー資料制作中…

先日告知しましたセミナーのレジュメを現在コツコツ制作中です。 特に歴史を題材にしていると…

ナンバー2人物史 凡庸なトップを覇者にさせた名宰相 管仲

管仲(かんちゅう)は、中国の春秋時代に斉の国の宰相として活躍した政治家で、今から2600年以上も前の人です。凡庸な君主に過ぎなかった桓公を覇者に押し上げた中国の歴史上屈指の名宰相と評価されている人物です。 管仲自身のことは知らなくても、「管鮑の交わり」や「衣食足りて礼節を知る」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。 管仲の実績を簡潔に解説すると、弱小だった斉の国の宰相として、内政改革や外交戦略を展開し、斉を強国にし、君主である桓公を中原の覇者にしたとい

大事を済すには必ず人を以て本となす(三国志)

三国志に登場する劉備の言葉です。 三国志好きであればよくご存じの場面かと思います。 208年…

人は山に躓くなくして垤に躓く(淮南子)

人はわかりやすい重要なことに対しては、慎重に対応しようとするが、小さなことに対しては、と…