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知性と人間力を養う中国古典への招待

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多くの中国古典の名著の紹介を通じて、仕事でも実生活に役に立つ学びを共有したいと思っています。
運営しているクリエイター

#組織

会社の成長を支えるナンバー2の育て方 vol.95 権限なくして責任なし/伸びる組織は権…

「権限なくして責任なし」と言います。与えられた職責を全うするためにはその職責に相応しい権…

セミナー資料制作中…

先日告知しましたセミナーのレジュメを現在コツコツ制作中です。 特に歴史を題材にしていると…

【セミナー告知】貞観政要から学ぶ「リーダーとしての在り方」無料セミナー

懇意にさせて頂いている経営コンサルタントの河村さんが主催されている「幹部塾」でゲスト講師…

ナンバー2人物史 凡庸なトップを覇者にさせた名宰相 管仲

管仲(かんちゅう)は、中国の春秋時代に斉の国の宰相として活躍した政治家で、今から2600年以…

大事を済すには必ず人を以て本となす(三国志)

三国志に登場する劉備の言葉です。 三国志好きであればよくご存じの場面かと思います。 208年…

勤ならず倹ならずして、以て人の上たることなきなり。(文中子)

  勤ならず倹ならずして、以て人の上たることなきなり。 (仕事に精励すること、生活を質素…

民の口を防ぐは、水を防ぐよりも甚だし(史記)

  「民の口を防ぐは、水を防ぐよりも甚だし」 (民衆の口を封じ、言論を抑圧することは、川の流れを堰き止めるよりも危険である) 周王朝は建国以来、徳治を基本方針として隆盛を誇っていましたが、数代を経て次第に衰退するようになり、重い刑罰や武力に頼るようになります。 周王朝10代目の王である厲王(れいおう)の代になり、この傾向はますます強くなり、国中から批判の声が高まるようになりました。 賢臣である召公(しょうこう)という補佐役が厲王に民衆の動向を伝えて反省を促すも、厲王

衣食足りて礼節を知る(管子)

 ソウリン 「倉廩実つれば即ち栄辱を知り、衣食足りれば即ち栄辱を知る」 (生活にゆとりができ…

非情なリーダーシップ論、「韓非子」から人間という生きものを学ぶ

今回は”非情なリーダーシップ論”との評価がある韓非子についてお話しようかと思います。 中…

vol.6 小手先の仕組み作りよりも信頼関係を築く

組織を上手く運営したい、社員を成長させたいと思い、さまざまな施策を講じるのは経営者、管理…