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「文系でもわかるAI入門」@八丁堀・まなび塾

120回目の八丁堀・まなび塾を開催しました。毎月開催してきたのでちょうど10年経ったことになります。

そんな記念碑的な今月、昔からの友人である西山慶一さんに
「文系でもわかるAI入門」
を講義してもらいました。

西山さんは元々技術畑の方で、現在はIT関係の独立系設計会社で総務・経理の仕事をされています。仕事柄、といっていいと思うのですが「AIコンサルタント」を目指して勉強されています。
「文系でもわかる」とある通り、AIそのものについてわかりやすく教えてもらいました。

AIが発達すると仕事を奪われる、という話をよく聞きます。危機感を煽って売り上げをあげたい週刊誌などは、大々的に「AIによってなくなる仕事」の特集を繰り返しています。

そんなことはない、と主張される人もいますが、僕はなくなる仕事はたくさんあるのだろうな、と思っています。しかし、だからといって、人間が働かなくてもよくなるとは思えません。

人類は産業革命以来、同じようなことを繰り返してきました。新しい技術が生まれることで仕事を奪われる人がいましたが、一方で新しい仕事も生まれてきました。過渡期には仕事を奪われた人たちに大きな痛みを与えたかもしれませんが、人類相対としては技術の発展のたびに豊かになってきたのです。

だから考えるべきことは、激変期に起きる痛みをどうやって緩和させていくかだと思っています。

一方で、中小企業診断士はAIに仕事を奪われない代表的な仕事のようにいわれてきました、すでに中小機構が「企業ライダーマモル」というAIを発表しました。定型的な質問であればすでに、AIが答えてくれる日はすぐそばまできています。


だから人間にしかできない支援とは何か、を考えなくてはいけないのだとも思っています。

いろいろ考えるきっかけをもらえた楽しい回でした。

*昨年話題になったこの本は読んでおこうと思います。

あわせてこれも読んでおきたいです。


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