H&R Labo

訪問リハビリの仕事を続けながら、医療や介護、福祉でフォローできない人に必要なアドバイス…

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訪問リハビリの仕事を続けながら、医療や介護、福祉でフォローできない人に必要なアドバイスをしたり、地域の環境を調整し生活をしやすくしたり、集客のための改築のアドバイス等をしています。https://h-and-r-labo.net/

最近の記事

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。 石川での地震、JALの衝突事故と年明け早々いろいろなことが起きています。その中で自分たちが出来る最大限のことを出来るように頑張らなければと心に思う年初でありました。 昨年末より感染性胃腸炎が増えています。 どの様な感染症が流行しているのか知ることで、しっかりと対策をして二次感染が生じないようにすることも私たちができる1つかと思います。 もう1つが大切なことです。 各病院、事業所などで、今回の地震などが自

    • 医療DXについて

      DX(Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション) 医療DXについて資料が出てきました。 今回の資料ではPHR(Personal Health Record:パーソナルヘルスレコード)の文言が消え民間のヘルスケアサービス等になりました。何か意図があると思いますが、現状では不明です。 PHRについては、経済産業省がQ&Aも作っていますので確認してみてください。 PHRの代表格であるApple Watchなどのデータが医療DXの名もとに使われる

      • 介護保険法施行規則の改正等(報告)

        「介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会」の中間整理ということで資料が出されました。 地域で様々な人々が生活する中で、助け合いをすることが必要であり、その仕組みを各自治体で作りましょうということが主な内容です。 元気なころから様々な資源を利用し、加齢とともに衰える部分を最小限するもしくは病気をしてもサービスをすぐに受けられる地域で生きていくことが出来るようにすることが大切です。 私の仕事の内容と同じです。 厚生労働省は、「地域の人と資源がつながり地域共生社会の実現

        • 急性期から在宅まで

          来年度の改定は、連携の加算を増やし医療、介護、福祉を繋げることが鮮明になりました。なるべく早く自宅に戻し、介護と福祉で対応してほしいという考えだと思います。そのため、亜急性期の方が自宅に戻ってくることも想定されるので今まで以上にリスク管理などの必要性が高まります。 在宅では、「自助」(自分のことを自分でする)、「互助」(地域住民の相互の支え合い)を中心とした動きになり、「公助」(税による公の負担)、「共助」(保険などで助け合う)ということは限界にきていると思います。介護保険の

        あけましておめでとうございます

          障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性

          遅くなりましたが「障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性」を載せます。12月6日に出たものです。 障害児者が地域で生活するための方法を検討されたことが分かります。 まだ十分とは言えないですが、以前と比較し少しずつ良い方向に変わってきています。 障害福祉も処遇改善が図られるので良い方向になると良いですね。 001176056.pdf (mhlw.go.jp)

          障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性

          出ました!報酬改定率

          診療報酬本体部分の改定率は+0.88% 薬価等で-1.0% 全体では診療報酬マイナス改定となりました。診療所の適正化として-0.25%が入っています。診療所は大変です。 職員のベースアップ2.5%が大きな内容になっています。 ということは、報酬上、削られる部分が大きいものもあるので確認作業が必要です。 薬価は、ここ30年以上マイナス改定です。 介護報酬の改定率は、+1.59% 処遇改善が+0.98%と大きく賃上げが期待されます。 障害福祉サービス等報酬の改定率は、+1.1

          出ました!報酬改定率

          報酬改定 驚き項目

          厚生労働省肝入りの訪問と通所を組み合わせた介護の新サービスの創設が見送りになりました。 厚生労働省は2024年度の介護保険サービスの見直しを巡り、介護事業所等から効果について疑義があるということになったようです。 次回以降の改定までにモデル事業として効果検証されるのではないでしょうか。 介護報酬改定時期は不思議なものになりました。 医療分野との関わりが特に深い訪問看護、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション、居宅療養管理指導の4サービスに限り、診療報酬改定と同様に6

          報酬改定 驚き項目

          介護報酬改定の概要

          12月18日に令和6年度介護報酬改定に関する審議報告(案)が話し合われました。以前出た案から大きな変化なく了承されるのだと思います。 福祉用具事故防止の観点から「利用者への十分な説明や多職種の意見や利用者の身体状況等を踏まえた提案などを行うこと」なり良かったです。 送迎において居宅の定義を変更したことで、自宅でないところからの送迎(病院やスーパーなど)が出来るようになりそうです。 居宅介護支援専門員の効率化が進んだことで利用者数の上限が増えるので居宅介護支援専門員の方は

          介護報酬改定の概要

          診療報酬本体部分の改定率

          診療報酬の本体部分の改定率が➕0.88%になるようですね^_^ 診療所は下がり病院が上がる形になるのでしょう。特に急性期病院と連携、処遇改善に関する点数がつけられると思います。 患者さんの負担が増えることが少し気になりますが、物価高の中、給与が上がると助かります。

          診療報酬本体部分の改定率

          令和6年度診療報酬改定の基本方針

          令和6年度診療報酬改定の基本方針が12月11日に出ました。 コメディカルの給与上昇のための処遇改善と医療・介護・障害福祉サービスの連携強化のためのDX推進が中心になっています。 DXが今後進んでいくことでメリットもありますが、デメリットも出てくるので注意が必要です。PHR(パーソナルヘルスレコード:Apple Watch等のデータ)の利用について検討が進んでおり個人情報の取扱い等で議論されています。 楽しみでもあり不安もあります。 001177225.pdf (mhlw.g

          令和6年度診療報酬改定の基本方針

          障害福祉サービス等報酬改定

          12月6日に出た 「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性について」 です。 「医療保険のリハビリテーションを提供する病院及び診療所並びに介護保険の通所リハビリテーション事業所において、共生型自立訓練(機能訓練)又 は基準該当自立訓練(機能訓練)の提供を可能とする。」となりました。 リハビリテーション専門職の活用が進み障害児(者)に適切なリハビリテーションが提供されるようになると良いですね。 001176056.pdf (mhlw.go.jp)

          障害福祉サービス等報酬改定

          2023診療・介護報酬改定

          来年度の診療報酬改定は、3月発出で6月施行となります。介護報酬も同様に6月になるのではないでしょか。 診療・介護報酬の概要がでました。下記のPDF確認してみてください。 診療報酬では「リハビリテーション、栄養管理及び口腔管理の連携・推進」 介護報酬では「退院直後の診療未実施減算の免除」 この2つが面白い改定だと思います。 https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001177158.pdf https://www.mhlw.go.j

          2023診療・介護報酬改定

          自己紹介

          昨年、病院に所属しながら、会社を立ち上げました。 自分が癌になり悩んでいても、癌の切除は保険でできても、それ以外の精神的なフォローは家族や友人などに頼ることになります。そうではなく病気のことを知っているプロが、保険外で対応することが出来ればかなり気分が楽になります。私は近くにプロが多くいたので助かりました。 その様に保険で出来ることだけでなく近隣で困っている人がいても保険内では対応できないことがあり、保険と保険外での対応ができるように起業しました。 保険や地域のことなど

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