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日記2024/8/7

きょうは東京から、愛知県に帰った。
4月から東京ではたらき始めて、5月にも帰ったけど、2ヶ月も愛知にいないことは初めてだった。
最近は東京も悪くないと思い始めていて、おそらくこのまましばらく、私は東京に居るのだと思う。
東京も悪くない、と思い始めた理由は私の中でもまだ曖昧で、それを一度考えるのもわるくない、と思って今日の日記をかいてみる。

東京にいると自由になれた気がする。
バカな都知事選のポスター、ちょっとパワハラ気質の会社の人、墨田川に居座るおっちゃん(このひとは、私と会社の人が墨田川の辺で酒を飲んでいたら、うるさい、などと小言を言ってきた。しょうがないと思った。)恋人であろう人にキレてスマホを道路に投げつける女の人、そのスマホは2メートルは飛んでいた。
無関心のつめたさが、道を歩くときの私には心地よい。みんなが無関心でいてくれるから、誰も私を見ていないから、ここで自由でいられるし、ここは関心を寄せるには人が多すぎるし、その人はそれぞれ違った一人なのだから。
私も自由に句読点をうちたい。私の言葉は、本当は句読点を余計に打ってしまうような言葉なのだ。

でも故郷に帰って、草の香りを感じて、夜空を眺めたとき、愛知も悪くないと思った。
正直、私は友だちに恵まれた人生だった。6日間の帰省も毎日友達がわたしと話してくれる。
わたしは寂しがりやだから、好きな人と会うとたくさん話してしまう。わたしの思いつく最近の面白かった出来事を余さず話して、おもしろを共有したいから。そしてわたしは人を愛しているから、あなたの苦しみがあったらすべてほぐしたい。
矢印が強烈にあなたに向かってしまうわたしでも、これまであなたが私を愛してくれているのは、本当に不思議なことで、これについては、いつかなぜなのか考えてみたいと思っている。

東京の無関心を愛する私と、私の愛情は共に立っている。




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