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二十五、二十一(1〜4話を語る)

絶賛「その年、私たちは」ロスですので、空いた気持ちを埋めるため見始めました。今回は各話ごとに感想を書いていきたいと思います。

※本当は全話分書いてから公開したかったのですが、あまりにも長くなりそうなので分割する事にしました。ネタバレめちゃくちゃしていますので、よろしければどうぞ。今回は1〜4話です。

1話(2022.02.13視聴)
ナヒドの夢に向かってまっすぐに進む姿いいな。眩しい。思えば、中高生のとき部活に勉強に…って頑張ってて辛かったし、テストの点とかレギュラー争いとか悩み事たくさんあったはずなのに、大人になって何かに向かって全力で頑張ってたあの時間って尊いなぁとつくづく思う。そして、部活に勉強に…と頑張るべきことを与えられていた環境ってありがたかったなぁと気づく。とにかくナヒドが眩しくて羨ましい。傘フェンシングのシーンカッコよかった。そして漫画のシーンはめちゃくちゃに笑った。ペクイジンが家に持ち帰ってむふふ…ってなるシーンも含めて良かった。恋とか愛とかまだ知らないナヒドが、どんなふうに人を好きになるんだろう。そしてお相手役の方…これが噂のナムジュヒョクか…憂いがあってかっこいいな。ナドヒ役のキムテリさんは31歳とは聞いてたけど、聞いてもなお高校生役がめちゃくちゃに似合う…!

傘フェンシング🤺

2話(2.14視聴)
余裕のある大人、ペクイジンがカッコいい。バスに乗ってるシーン良かったね、キュンでした。「隠れて泣く子じゃなくて良かったよ」って言われると、それだけでぽかぽかして軽率に好きになっちゃうな(笑)そんなペクイジンが噛み締めながら「18歳の時の不安が恋しい」と言う気持ち、痛いほどわかる。今思えばあの時の悩みって、小さな世界の中での悩みで、その時はその時で精一杯の悩みなんだけど、大人になればなるほど悩みは深刻化して、簡単に解決できなくなる。不安なんて数えたらキリがない。でももう大人だから辛くないふりしないと生きてけない。ナヒドの「こっそり幸せになろう」がすごく良かった。ペクイジンは、「大人だから」と線を引いているけど、どんなふうにその線を越えるんだろうか。ただ、「大人は女子高生とは恋愛しない」ときっぱり言ったペクイジン、めちゃくちゃ信頼できるぞ…

「こっそり幸せになろう」

3話(2.20視聴)
チャットの相手、ペクイジンだと思ってたのにコユリムだったとは!いい意味で裏切られたし想像以上に面白い展開…!ペクイジンの「大人だから…」は自分に対して言い聞かせているけど、あの年齢にして、背負っているものがあまりにも大きすぎる。甘えられる存在が近くにいないのはどれだけ心細いのだろう。ペクイジンが弟と同じようにコユリム、ナヒドに対しても優しく接しているのは大人としての努めだし、愛情だと思うけど、それが特別なものに変わるタイミングがとても楽しみ。「一緒に」幸せになると決めた2人が、おんぶする(される)でもなく、二人三脚で並んで帰るシーンが良かった。それにしてもナヒドの一生懸命さは眩しくて時に目を背けたくなるほど。私は誰かに教えを乞うことを恥ずかしいと思ってしまう剣道部員と同じで、その恥ずかしさを超えていく熱量を持つナヒドを羨ましく思う(そもそも恥ずかしいと思ってないのかも、というか恥ずかしく思う必要なんてないものね)。私は「夢の見方すら知らない、夢を見ることすら出来ない」人なんだなぁ…と落ち込む。。。

脇が裂けそうなナヒド

4話(2.21視聴)
たくさんいいシーン、面白いシーンがあったのに、最後のフェンシングシーンがあまりにも素敵で、かつ衝撃的で全てを忘れてしまった…。消灯して暗い中、ゆっくりと近づくペクイジンに若干緊張しているナヒドの表情とか、ペクイジンがそっと笑いながら、剣先を体に触れさせ電気審判機を反応させる演出とか、その後グリーンライトに照らされ、ナヒドを勇気づけるペクイジンの一言一句とか、何もかもに無駄がない素敵すぎるシーンでした。こんなに素敵すぎるシーンを見て、この気持ちを表す言葉を持ち合わせていないのが辛い。「なぜ私を応援してくれるの?」という問いに対するペクイジンの「期待させてくれるから、欲が出る」という答え。安直に気になるから?好きだから?なんて想像しちゃった自分よ…。ペクイジンが常に苦しさ、辛さ、不安を抱えて生きる中で、ナヒドの明るさに救われ、まっすぐに夢に向かう姿を横で見ていたいと思うのは、恋とか愛とか抜きにした純粋な気持ちだと思ってる。玄関の前で話したり、2人でドライブしたり。2人しかいない小さな世界の中で互いを尊敬し、尊重し、味方でいて、笑わせて、慰めて、時に厳しく、優しく、、めちゃくちゃに幸せなのに、どうしても2人の未来を想像して苦しくなってしまう。2人が25 歳、21歳になった時、どうかどうか幸せでいてください。もちろんその先の未来もずっと。

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