2023.01.30

日記。

写真

年末にインスタ経由で声を掛けられて、シルエット展という小さな写真展に作品を展示していただいた。

2日だけの展示だったのだけど、2日目はわたしも少しだけ顔を出させてもらって、主催の方や参加者の方と軽く言葉を交わすということもあった。


印象的だったのは出展作品の半分ぐらいが縦置きだったこと。
わたしは普段意識的に写真を撮るときその機材がスマートフォンであろうと横置きで撮ることが多いので意外だな、と思った。

時代柄だったりするのかな、と主催のお兄さんと笑って話したけど、あとからお兄さんの作品を拝見したところお兄さんの作品も縦置きだった。
なんだか否定的に伝わってしまわなかっただろうか、ごめんね。


「シルエット」という具体的なテーマがありながら人によってこんなにも違ったものが出てくるんだなあと思うと興味深かった。

想像していた以上にポートレート作品が多かったのも印象的だった。良いとか悪いとかではないですけどね。


作品ひとつひとつに撮影者の書いたキャプションコメントが添えられていたのだけど、これも単にその写真を撮ったときの思い出を書いていたり、こだわったところ、みたいなのを書いていたり、ポエムを添えていたり、というので個性が出るなあと思った。

写真って写真だけ見ても撮り癖が出るなあと度々思うものだけど、何のために撮るのか、みたいなところにも本当に個性が出るよね。



何故か会場で唯一わたしの撮影者名にだけ敬称がついていた。


まあ正直自分の表現にそこまで強度があるとは思っていないし、自分にとって大衆を刺せるだけの強度がない表現は世に出すものではないと思っている……なんだろうな、「自分が表現活動をする」ということに結構高いハードルを置いているタイプというか、そういうところもあって、あんまり自分からコンテストに出そうとか写真展に出そうとか、ましてや写真コミュニティに入っていこうとか、そういうことって一切ないもので、だからこそ声をかけてもらったときに「自分からは踏まない石を踏んだ経験」がいつかどこかで意味になったら面白いかもしれないな、という感覚で参加したイベントだったのだけど、いろいろ面白かった。

まだそれがどこかで意味になるのか、それがいつなのかはわからないですが、そういうタイミングが来たら面白いし来なかったら来なかったでそういう人生。



近況

度々ツイッターなんかでは近況報告していたが、年明けからこちら「知らない人と話すことを強要され、想像するだけで不安と涙が止まらなくなる」「知人と食事したあと咳と吐き気が止まらなくなる」みたいな具合でどうも自分の様子が戻らなかったので嫌々ながら精神科に行ってきた。
2ヶ月で3回メンクリ初診に行く女。

精神科が嫌というのはパブリックイメージの話ではなく、今まで何度も予約しようとしては「病院は相談室じゃないです」と一蹴されたり問診を経て「あなたは平気なので頑張って生きてください」と宥められたり、ということがあったからで、まあその話はいい。


結局診断としては社交不安障害とのことで、これは「人前でスピーチをするときだけ」とか「1対1で会話をするときだけ」みたいな限局型と呼ばれるタイプの人もいるんだけど、わたしはもう「会話する」どころか「視線を感じる」だけでも苦しくなる全般型に分類される。

飲食店には当然入れないしオフィスにも行けない、外には何とか出れても人とすれ違うのが怖い、人に見られていると思うと自宅に入るのが怖い、といったところで見事な引きこもりの完成である。

人と話すの結構好きなんだけどやっぱり緊張するんだよね。上手に話せるわけではないから特に。


抗不安薬ワイパックス0.5mg朝晩、加えてSSRIレクサプロ5mgが初週の処方でした。ここからどう増えていくかは知りません。


言うて全然元気と言えば元気なんだけど、旧知の後輩と1,2時間食事しただけで帰ってから咳と吐き気が止まらなくなってたり、写真展に遊びに行ったあと友達とカフェで雑談して帰ったら発熱と吐き気が出たりとまあ外に出れる様子ではないのでしばらくは大人しくしているのが良さそうだ、といった感じ。元気なんだけどなー。お散歩したいです。どんどん弱っていくぜ。


まあできないことできなくなったこと悲しんでも前に進まないから落ち着くまでは家でできることたくさんやろう。積み本とはこういうときのためにある概念なのかもしれない。

デザフェス原稿未着手〜😫 頑張れわたし

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