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『ひとつだけ』にしておこう。

こんにちは。HISAEです。
アパレル業界で23年お仕事をしています。

40代になると”ファッション迷子”という言葉をよく聞くようになりました。
(ファッションだけが迷子というわけではないけれど・・)
自分らしいファッションとは何なのか?
私流ですが、ぜひ解決の糸口になれば。

今回は、私のスタイリング要注意ポイントをお伝えしたいと思います。
ご自身に置き換えて考えてみてくださいね!

今回のルールは”ひとつだけ”

要注意ポイントは1つに絞る。

自分の体形に気になる部分はありますか?
きっと、ない人のほうが少ないはず。
あなたが素敵と思うあの人は、もしかすると自分の要注意ポイントをカバーするのが上手なのかもしれません。

私の要注意ポイントは上半身。(頭・首・腕は除く)
バストからウエストにかけてボリュームがあり、タイトなものを着ると肉付きが目立ってしまう…簡単に言うと、太って見えるのです。

なので残念ながらリブトップスはNG。

着たいけれど、これだけは私の要注意ポイントを曝け出してしまうので着ません。

薄手のタートルネックニットが欲しいと思ったら、リブではないものを探します。そしてタイトシルエットにならないようサイズを選びます。

このNGポイントがわかっているので、Tシャツを買うときも薄手の生地はNG。体のラインを拾わない、少し肉厚な生地のものを選びます。


↑写真着用のTシャツはこちら。Lサイズの白と黒を愛用中。
秋冬はニットの首元からチラ見せさせる用として活躍するので、私にとってこのTシャツは年中着る重要アイテム。



あなたが自分の体形の中から1か所だけ『要注意ポイント』をあげるとすると、どこですか?

【今までお客様によく言われた気になる体形ポイント】

・二の腕
・おなか(ウエスト)
・おしり
・太もも

上記すべてをカバーしようとするとチュニックの登場が増えることでしょう。(年齢と比例して増えるチュニック着用率)
ひとまず全部はダメ。1か所に絞ってみてください!

【二の腕】が気になるならば、どの袖丈の位置だと1番太く見えるかよーく観察を。肘まである5分丈で全部隠すべきなのか、意外とノースリーブを着て全部出してしまったほうがすっきりして良い場合も。

【おなか】の場合、ハイライズなボトムスに気をつけて。
ウエストサイズで選ぶと下腹部が目立つ可能性があるので、ウエスト口が緩くなってもサイズupがおすすめ。
※股上が26センチくらいだとおへそ位置くらいになるから、下腹部が一気に目立たなくなりますよ。
※股上30センチを超えると、腰がすっぽりと覆われる深さです。

【おしり】の場合、ふんわりスカートを穿くと広がってしまうから気を付けて!個人的には、Iラインのスカートを穿いておしりを目立たせてしまうのもおすすめ。(マイナスがプラスになるとはまさにこのこと!)
だって、おしりを鍛えている人もいるくらいですから。

【太もも】の場合、細身のパンツとIライン&タイトスカートに気を付けて。ワイドやテーパードパンツでカバーできますし、ふんわりスカートもカバーに役立ちますが、ワンピースの登場回数を増やすのも手。

要注意ポイントは1か所です。
言い方を変えると、最初に意識するのは1か所だけ。
絶対的な1か所をカバーできるようになれば、自然と2番目に気になる部分が見えてきて、徐々に全体的にカバーすべき部分と方法がわかってくるからです。

基本の公式がわかればどんどん問題が解けるようになります。ファッションも学習!
だからまずは1つだけ。とことん考えてみてください。

そして、あれもダメ、これもダメではファッションが楽しめなくなってしまいます。基本的には『何でもチャレンジ!!』の精神は忘れずに。
(年齢は関係ない!と信じています)

#2 自分の要注意ポイントは?(1つだけ)

余談ですが、販売員時代に、冬季オリンピックのスキー種目で金メダルを獲得した方を接客したことがありまして。
「太ももがたくましくてパンツ選びが大変」とおっしゃってました。
アスリートの太ももって努力の証✨
その太ももに比べたら・・ねっ!笑


前回の甘辛バランス、考えていただけましたか?


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