ラップってすげぇって話
ラップってすごいんですよ。これで包めばいつでも鮮度の保たれた食べ物が……。
はい。
違いますね。
すみませんでした。音楽の話です。
最近すごいですね、ヒップホップ。
ここ数年でどんどん世間の表舞台に出てきてる気がします。直近だと乙女コンテンツになったり、地上波でフリースタイルバトルの番組があったり。
僕自身もそのフリースタイルバトルから入った人間なんですけど、じゃあどこに惹かれたかって話を今日はします。
カッケぇ
フリースタイルバトルをしてる人たちがカッコ良かったんです。
顔でもファッションでもなく、ただただ言ってることがかっけぇ。正直、どこで韻を踏んでるかなんてわからない、でもかっけぇ。でも、とにかく本気で言葉を放ってるってことだけはわかった。
今の時代、言いたいことを言うことはとても難しい。建前、空気感、その他もろもろ、色々なものが僕らの言葉をそして行動を縛ってくる。
そんな中でさ、自分をさらけ出して相手と言い合うのがカッコ悪いわけがないんだよ。
すげぇ
ラップといえば?って聞かれて多分思い浮かぶのは「韻」なんじゃ無いでしょうか?
「韻」って言葉と言葉の子音を合わせるだけじゃん。ダジャレの方がよっぽど難しいと思うわー。と思いますよね?
違うんです。「韻」は意味を通すんです。相手に言いたいことを言う中で「韻」を混ぜるんです。
あくまで相手との対話。ただ並べるだけるだけじゃ韻は大破してしまう。もっと刃のように研ぎ澄ますものなんだ。怠惰になるな、ライバルを蹴落とせ。
みたいな感じです。これですら無理やり感が漂うし時間がかかってます。MCマジすげぇ。
フリースタイルバトルではこれをリアルタイムで、しかも音楽に乗せてやります。すげぇ。
物凄い熱量で物凄い高度なことをやってるんです。ハマらないわけがないでしょうよ。
他にも魅力はあるけど長くなるから今日はここまで
おしまい。
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