えくらべ 第二回(Black mist No.05)
Black mist No.05。
No.5ではなく、No.1に対し半分だけ効果があるので、No.05です。
若干、今更感がありますしWhite mistなんかも気になりますが、Black mistは何も映画っぽい湿り気のある(?)雰囲気を出すだけじゃない、という題目です。
使用したでございます。今回の記事は無駄に語尾を丁寧にしてお伝えいたしております。
まずは、2枚の写真を見ていただきたく存じます。
先週まで出張していたインドで泊まったホテルの部屋であります。
二枚目の写真は、窓の明るさと室内の暗さの差が若干縮まっているのが伝わるかと思います。
明暗差があるときに、皆様どのようにその状況を乗り切られているのでしょうか?
個人的に非常に興味深いテーマなのですが、明暗差があるシーンに対し私が思いつく対応方法は以下のような手段です。
カメラ機能のソフト処理で明暗差を減らす方法(LUMIXでいうiダイナミックレンジ)
後処理工程での合成(現像)
レタッチ(現像)
その他
ユーザによるボディ内現像、もしくは専用ソフトによる現像は、子育て世代としてはそんなに時間をかけてられないので、急を要する場合は、iダイナミックレンジを頼りがちです。
しかしこの機能は、シーンや強度によって、明部の輝度をあからさまに落とします。画角内で明暗差が大きい場合、カメラによっては部分的に不自然なグラデーションが発生する場合があります。
そういうわけで、「その他」としてフィルタワークを考えます。例えば、ハーフND(GND)は明暗差を吸収するのに役立ちます。しかし使える場面が限られ、ピンポイントでシーンの中央が明るい場合などは使いにくい。そういう時に、効果は限定的ですがBlack mist No.05を使うと、物理現象として明暗差を和らげてくれるので気に入っています(たぶんNo.1の方が効く)。色味は若干変わりますが悪目立ちする感じではないので、まあ良しとします。
一方で、夜間等で点光源(準点光源)を撮影する場合は、あからさまにこのフィルター使いました。という写りになるので、使い所にはやや気を遣います。
とはいえ、ただのソフト効果とは違うし、ソフト的な後処理ではなく物理的にこのような効果を生むBlack Mistは使用頻度は低いものの安定的に稼働してくれています。
結論:White Mist試したい。
以上、今後ともよろしくお願いいたします。
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