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5分日記 2020.6.25 「まるで合格発表を間近に控えた学生のような」 (1046字)

午前中は会社を休み、脳のMRI検査をしてきた。

今日は撮影のみで、診断結果はまた後日聞くことになる。事前に聞いていた情報だと、狭いところに閉じ込められ、耳元でカンカンとうるさい音が鳴ると聞いていたが、想像していたのと少し違った。

狭さで言ったらCTスキャンとそれほど変わらない。黒い金属的な筒の中に押し込められたら確かに発狂しそうだが、実際には白いプラスチックのようなものに包まれる感じなので、それほど圧迫感はない。

音に関して言うと、カンカンという音よりも、ブザー音のようなものが振動とともに聞こえてくる方がずっと気になっていた。放射線技師の方から「揺れがあると撮影に影響するので、頭は動かさないように」と言われたが、装置の振動の方がずっと大きいのではないかと思うほどだった。まあでも、閉所恐怖症でもなく、うるさい音もそれほど気にならなかったので、MRI自体は何事もなく終わった。生まれて初めての経験だったので、非常に新鮮だった。

午後から自宅で仕事をした。仕事を始める前はとにかく憂鬱で、怖くて、焦りで何も手につかない感じになるのだが、いざ始まると目の前の仕事に夢中になれる。なれるというより、そうするしかないと言った方が正確かもしれない。仕事の不安を解消するためには、とにかくひとつでも目先の仕事を片付けるしかないのだ。

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15分日記

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