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#3 兆し

先週、

日本では猛烈な台風が

関東を襲ったようで、

TwitterだとかInstagramは

出勤、出社したくない声が

たくさん、、

千葉では未だに

停電が起きてるようで、、

異国の地にいると、

日本のことであってもどこか

他人事のように

感じてしまうのも事実だけど

Instagramで某"夢が叶う場所"に

行っている人たちを見ると

意外と大丈夫なんかな?と

楽観視してたりもする。

***

日本が台風の影響を受けている中、

9月13日に25歳の誕生日を迎えました。

これでやっと四半世紀生きたことに。

人生何年続くか分からないけど、

人生100年時代の世の中で、

あと75年も生きるのかと思うと、

長いな、、

と今からでも思ってしまう

のと同時に、

何しようかな、

意外とやろうと思えば

何でもできたりするんじゃないかな

とも思ってしまう。

そんなハッピー思考でいると、

13日の夜にたまたま

パーティがあることが判明した。

一人で過ごすよりかは

いいだろうと思って

なんの気無しに参加してみた。

周りの人たちは

自分が誕生日であることは

知るはずもなかった。

なんなら初対面の人もいたりした。

お酒も進んできて、

少し気分が良くなってきて

自分から軽く

「今日誕生日なんだよね〜」

と何人かに言うと、、、

Are you kidding me?!?!?

ってめっちゃビビられた。

ホントだよ〜と何度も伝えると、

ハグしてきたり

ハンドシェイクしたり

初対面なのに

25歳の日本人の誕生日を

めちゃくちゃ喜んでくれる。

文化の違いだろうか?

初めて海外で誕生日を迎えて、

数分前まで知らなかった人でも

異常に喜ぶ人たちがいると知った。

***

さて、留学のメインでもある

勉強の方はと言うと、

これでもかと言うくらい

自由な時間が多くて

授業の頻度もとても少ない。

先週は2時間の授業1コマだけ。

そのおかけで

日本から持ってきた仕事も

少し片付けられた。

にしても、さすがにここまで緩いと

だらけるな、、

と思うくらいだったから

ジムに行ってみたり、

持ってきた本を読み進めたり、

電子書籍で「進撃の巨人」見たり、、、

復習も兼ねて

授業で習ったことを

アウトプットしてみたいと思います。

まず、前提として

スウェーデン=福祉国家

というイメージありますよね?

これって、どういうことか?

スウェーデンの福祉のあり方は

高負担高福祉

と言われていて、

簡単に言うと、

税金は日本なんかに比べて

めちゃめちゃ高いけど、

その分、

老若男女すべての人に対しての

公共サービスは国に任して!!

っていう国のスタンス。

だから、

・教育費無料
(小中高もちろん、大学年齢問わず)

・医療費20歳未満85歳以上無料

・子ども手当支給
(両親揃えば月額¥14000/子ども1人)

子育てにはもってこいの制度ばかり!

他にも高齢者介護に向けた施策や

失業者に対しての政策、

移民政策の充実化などなど、、、
(昔に比べると今は規制が強いらしい)

あげればキリがないし、

そこらへんは調べれば

たくさん出てくるので、割愛。

授業の中で色んな国から来た人たちが

自分の国の福祉と比較して

発表をするセミナーがあった。

アメリカ
オーストラリア
フィンランド
ドイツ
スペイン
フランス
アイスランド
イタリア
エストニア
ベルギー

それぞれの国の福祉のあり方とか

スウェーデンとの比較をそれぞれ

紹介していた。

その中で思ったのは、

どの国もスウェーデンの福祉政策に興味があって、何かしらを得ようとしているスタンスが多い

お隣のフィンランドは

似たような政策が多いが、

その他の国にとっては

これまでの歴史的背景を踏まえて

現在の国家における福祉のあり方が

存在している。

日本なんかは

根強い男女格差がある。

ときと場合によって変わるが、

男性に比べて女性を贔屓したり、

女性は…という理由で敬遠されたり。

"ハラスメント"という括りで

扱われることも多い。

最近なんかはメディアで

この言葉が取りだたされていて、

もはや社会現象になってる。

メディアが扱うことは

広い周知にはなるけど

間違った認識がはびこるのも事実。

まあ、不満ばかりを言っても

意味ないので

日本もスウェーデンみたいに

公共サービスの手厚い

国になれるのか?

という仮説を立てて

色々調べてみたところ、

こんな記事を見つけた。

そう、難しいというか、

無理に近い。

来月の10月からは

それこそ消費税が10%に上がって、

幼児教育無償化が始まる。

付け焼き刃のような

社会保障政策な気もするけど、

今、日本ができる

最大限の政策なのかなとも思う。

少子高齢化に伴う労働人口の減少。

男女格差なくすためにも

女性の社会進出を応援していこう。

隠れた人材源からの供給が必要だな。

家庭で子育てしているお母さんたちは?

よし、増税する分お母さんたちが

働きやすくなるような政策にしよう。

というストーリーかなと妄想。

安倍さんの言っている政策聞いて、

その部分を押して話してるから

洗脳されたのかもしれない、、、笑

勝手な解釈なので

他の目的とかもあるのか?

詳しい人いたら教えてください。

授業後に先生に

なぜここまで政策に違いが出るのか?

という安直な質問をしてみた。

各国にとってそれまでの過去の経験があって、それらを積み上げてきた上で今の国家のあり方とか政策の目的がある。スウェーデンも最初から良かったわけではない。今のことだけでなく、先のことを見越した政策の施行があってこそ今の国家が成り立っている。だから、モデルとしては完成しているのかもしれないけど、あくまでそれはモデルであって、完全に真似できるものじゃない。日本もこれからどんな政策をしていくか、他の国も参考にしていると思うよ、ガンバ!!

みたいな感じで言われた。
(最後のガンバ!!はなんとなくニュアンス的にそんな感じのことを言われた)

とまあ、やっぱり日本が

スウェーデンみたいになることは

難しいみたいで、

やっぱり日本オリジナルの政策で

進めていくしかないみたいだからこそ、

みんな選挙いこう。

国の方向性決めるのは

何も国会の人たちだけの

仕事じゃない。

国のお偉いさんたちが考えた政策だとか

どんな国にしていきたいかとか

一緒に考えてみると

面白いと思うんだよなぁ、、

こないだの参院選で

いわゆる”障害者“
(そうしらしめているのは国会の環境のせいだと思うけどね)

が当選した。

山本太郎すごいなと改めて痛感。

その一票に貢献したのは

自分の一票かもしれないと思うと、

少し鳥肌が立った。

国のあり方を他の国と比較してみて

良いところも悪いところも

分かったけど、

やっぱり日本が好きだから

良くなってほしいと思いながら、

昨日は5時間かけて

若い子達とハイキングしました。

#スウェーデン #留学記

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