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球史に残る大逆転のオリックスとV逸のソフトバンク

昨日は久しぶりに野球中継を見ました。
というのもパリーグの優勝が決まる一戦とのことで、優勝の可能性があるのはソフトバンクかオリックスのどちらか。残念ながらこの2チームが直接対決して勝った方が優勝ではなくて、ソフトバンクがロッテとオリックスが楽天と対戦。
状況的にはソフトバンクが圧倒的に有利な立場で、ソフトバンクの優勝は次の9パターンのうちで8パターンです。

①ソフトバンク 勝ち、オリックス 勝ち     →ソフトバンク 優勝
②ソフトバンク 勝ち、オリックス 引き分け   →ソフトバンク 優勝
③ソフトバンク 勝ち、オリックス 負け     →ソフトバンク 優勝
④ソフトバンク 引き分け、オリックス 勝ち   →ソフトバンク 優勝
⑤ソフトバンク 引き分け、オリックス 引き分け →ソフトバンク 優勝
⑥ソフトバンク 引き分け、オリックス 負け   →ソフトバンク 優勝
⑦ソフトバンク 負け、オリックス 勝ち     →オリックス 優勝
⑧ソフトバンク 負け、オリックス 引き分け   →ソフトバンク 優勝
⑨ソフトバンク 負け、オリックス 負け     →ソフトバンク 優勝

オリックスとしては自分たちは勝っても、ソフトバンクが負けることを期待するしかないという、かなり不利な状況でした。
結果はご存じの通り、オリックスが優勝。
ソフトバンクはほぼ手中にしていた優勝が最後の最後でこぼれ落ちてしまいました・・・

しかも、両チームはともに76勝65敗2分けで勝率5割3分9厘と全く同じ。
規定により直接対決で勝ち越しているオリックスが上位となりました。
過去に1、2位がゲーム差なしで並ぶことはあったものの、同率で並ぶのはプロ野球史上初めてとのことだとか・・・

とここまで書いて思うのはオリックスファンにとっては「奇跡の逆転優勝」で喜び爆発!!
一方、ソフトバンクファンは辛い…これは本当に辛いと思います。

今でこそプロ野球はあまり見なくなりましたが、私は大の近鉄バファローズファン。
球史に残るV逸の経験も当然ありまして、優勝するためにはダブルヘッダー2試合を優勝するしかなかった1988年(昭和63年)10月19日の近鉄対ロッテの「10.19」(延長10回、時間切れにより引き分けでV逸)
翌年(1989年、平成元年)、見事リーグ優勝したものの巨人との日本シリーズで3連勝して王手をかけてからの4連敗・・・

昨日のソフトバンクの負けを演出?したのはロッテ。
ロッテというチームは優勝のかかっているチームに対して意地を見せてくれますね。

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